コクヨ(大阪市)が運営するライフスタイルショップ&カフェ「THINK OF THINGS(シンク オブ シングス)」(東京・渋谷)は本日3月6日からの毎週金曜日、20時から翌10時までの限定でオンラインショップをオープンする。その名も、「THINK OF THINGS MIDNIGHT SHOP」。オープン時は8つのオリジナル商品を販売する。
「THINK OF THINGS」は、「ライフスタイルもワークスタイルもいろいろなものが緩やかに変わっていく変化の中であらためて、モノ/コトについて考える。」をコンセプトに2017年にオープン。1階でオリジナル商品などの販売やカフェを運営し、2階の多目的スペースで自主イベントを開催するほか、レンタルスペースとしても開放してきた。
店頭での来店客との直接のコミュニケーションを重視しながらも、「一方で、遠方からのお問い合わせも多く、オンラインでの展開を以前から検討してきました」と、話すのはコクヨ クリエイティブセンター 星剛氏だ。
オンラインショップを開始するにあたって、ただ単に利便性を高めるだけでなく、顧客との「コミュニケーションの濃度」を高くした、オンラインならではの企画にしたいと考えた。そこでたどり着いたのが、毎週金曜日に、店舗のオープン時間(10時~20時)と真逆の時間帯(20時~翌10時)のみオープンし、限定アイテムを販売するというアイデアだった。
「テーマは“裏側”です。オープン時間も真逆、展開する商品も店舗で販売しているものをベースにしながら、“裏の顔”をイメージしたデザイン、機能を加えました。昼間と夜間で人の気分は異なるので、人の気分が変わった時に、生活の道具に対する反応や購買のモチベーションなどはどう変化するのかを検証し、今後の企画につなげていくねらいもあります。金曜日に定めたのは、週末を目前にした開放感がある時間帯のため、ストーリー性のある楽しい企画が広く受け入れられると考えたためです」(星氏)。企画にはウミベプランニングが協力した。
商品は現状、下記を含む8アイテムだが、今後新商品を発売する可能性もあるという。
星氏は、「店舗と今回のオンラインショップでのお客さまの反応や買い方の違い、客層の変化などを観察し、今後のリアルとオンライン双方の展開につなげていきたいと考えています」と話す。
現状終了時期は未定。顧客の反応を見ながら今後の展開を検討する。
新着CM
-
人事・人物
電通コーポレートワン、関西総務部部長(24年5月1日付)
-
人事・人物
【人事】電通グループ(24年4月1日付)
-
マーケティング
サントリー生ビール、3〜6月で1.5万GRP 1000万人規模の体験機会も
-
広報
自動運転バスに「AI車掌」導入し車内コミュニケーション、上士幌町
-
販売促進
アサヒコ「豆腐バー」が海外進出 2027年以降は売上構成比30%を目指す
-
AD
マーケティング
パナソニック、前例なきプロジェクト 「プロトタイピング」がカギに
-
広報
N高・S高など、「AI入学式」の生配信を実施
-
AD
特集
データを活用して、ビジネス施策を動かす―アユダンテ
-
広告ビジネス・メディア
東急エージェンシーの新・中計が始動 2つの変革で「体験価値共創企業」へ