クリエイティブの世界もこんなに違う!?日本とグローバルの働き方の違いを徹底分析

【前回コラム】「まさかのApple担当に!TOEICスコア550点で海外出向から生まれた奇跡」はこちら

どうも、こんにちは。クリエイティブスタジオ「Death of Bad」の曽原剛です。

日本と米国・グローバルの広告クリエイティブビジネスの最前線をお伝えする本連載も2回目となりました。初回は、渡米前はTOEICスコア550点と“超ドメスティックな”コピーライターだった私が、どうして米・LAはじめ世界各国を飛び回るようなダイナミックな仕事に就くことになったのか、その経緯をお話ししました。

2回目となる今回は、日本と米・グローバルの働き方の違いについて、私なりの見解を述べていこうと思います。

日本でも最近、「働き方」という言葉を聞く機会が増えていると思いますが、グローバルとの違いというと、日本の長時間労働の問題を最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、クリエイティブビジネスの世界で「働き方の違い」を議論した場合、まずアイデア企画におけるアプローチの方法などがテーマに上がってきます。

前置きが長くなりましたが、かくいう私も、長年、この問いについての明確な答えを探しているものの、なかなかどうして一言では言い尽くせないのが、正直なところです。なぜなら、ケースによって「ラグビー」と「アメリカンフットボール」ほどの違いを感じることもあれば、「野球」と「ベースボール」くらいの差にしか感じないこともあるからです。

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曽原 剛(Death of Bad)
曽原 剛(Death of Bad)

1999年博報堂入社。コピーライターとして7年間在籍したのち、2006年にロサンゼルスのTBWAに移籍。Appleや日産など数多くの有名企業のクリエイティブを手掛けた。その後、2014年に日本に帰国し、J. Walter Thompson Japan のエグゼクティブ クリエイティブ ディレクターに就任。2018年には、ロサンゼルスのTBWA\Media Arts Lab時代の同僚、ジョン・ランカリック氏と共同でクリエイティブスタジオ「Death of Bad」を立ち上げた。

曽原 剛(Death of Bad)

1999年博報堂入社。コピーライターとして7年間在籍したのち、2006年にロサンゼルスのTBWAに移籍。Appleや日産など数多くの有名企業のクリエイティブを手掛けた。その後、2014年に日本に帰国し、J. Walter Thompson Japan のエグゼクティブ クリエイティブ ディレクターに就任。2018年には、ロサンゼルスのTBWA\Media Arts Lab時代の同僚、ジョン・ランカリック氏と共同でクリエイティブスタジオ「Death of Bad」を立ち上げた。

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「ロサンゼルスの現場から。~日本語しかできなかったコピーライターが、気付いたら、LAでクリエイティブスタジオを設立していた話~」バックナンバー

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