日本の食品ロスの約5%、コンビニ廃棄解決はSDGs達成の一丁目一番地!?

食品ロス改善、コンビニ大手3社の現状は?

また、コンビニでは弁当を常温からチルドへの品揃えにシフトしています。チルド弁当は常温と比較して販売期限が2~3日長いため、廃棄が出づらいのです。また、惣菜も真空チルドパックのタイプとなり、商品によりますが、賞味期限が2週間から1カ月程度と長くなっています。コロナ禍では、備蓄ストック需要で冷凍食品が前年比120%と伸長していますが、冷凍食品は1年近い賞味期限があり、廃棄が出る事はほぼありません。もしすべての中食を冷凍食品にすれば、ほぼ廃棄は出ないことになります。……顧客の需要としては非現実的ですが。

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渡辺 広明(マーケティングアナリスト やらまいかマーケティング 代表取締役社長)
渡辺 広明(マーケティングアナリスト やらまいかマーケティング 代表取締役社長)

静岡県出身。大学卒業後の1990年ローソンに入社。横浜地区の店舗で店長を務めた後、バイヤーとして22年間、メーカーのマーケターとして7年間従事。その間に約600種類の商品開発を手掛ける。2012年からpdcで2年間勤務。その後TBCグループのインセルを経て2019年3月より現職。フジテレビ『ホンマでっか!TV』やNHKラジオ『すっぴん』フジテレビ『Live News α』など、流通ジャーナリストとして各種メディアで活動。近著に『コンビニが日本から消えたなら』(KKベストセラーズ)。

渡辺 広明(マーケティングアナリスト やらまいかマーケティング 代表取締役社長)

静岡県出身。大学卒業後の1990年ローソンに入社。横浜地区の店舗で店長を務めた後、バイヤーとして22年間、メーカーのマーケターとして7年間従事。その間に約600種類の商品開発を手掛ける。2012年からpdcで2年間勤務。その後TBCグループのインセルを経て2019年3月より現職。フジテレビ『ホンマでっか!TV』やNHKラジオ『すっぴん』フジテレビ『Live News α』など、流通ジャーナリストとして各種メディアで活動。近著に『コンビニが日本から消えたなら』(KKベストセラーズ)。

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