医師ネットワーク×データ活用 健康志向を刺激する「医師のお墨付き」

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インターネットを活用し、医療・製薬業界へのソリューションを提供するエムスリー。本講演では、同社の津田宗利氏が登壇した。

高齢化が進み、国内のヘルスケア産業は2020年の26兆円から2030年には37兆円にまで伸びる見込みだ。しかし、多くの企業はヘルスケア分野への取り組みに課題を抱えているのだという。

まずは従来型の認知獲得方法が通用しないこと。機能性の訴求という点では、手法を誤るとテレビCMに有名人を起用することが逆効果になる場合もある。次に、機能を訴求するには根拠のあるデータが必要だが、広告表現の問題上、そのまま伝えられないケースがあること。

特定保険用商品(トクホ)は、約7割の人が購入意向を示すが、その取得には時間も費用もかかるほか、数あるトクホ商品のなかで機能の違いを発信することも難しい。

こうした健康関連商品や機能性商品のマーケティングに関する課題に対して、エムスリーが提供するのが「AskDoctors評価サービス」。医師の知見とその集合知のデータを活用し、商品の評価を実現するプロモーション手法だ。

医師の確認済み商品の例

医師個人ではなく、多くの医師の集合知を活用し、商品やサービスを客観的に評価。基準を満たした場合、認証を付与され、「医師の確認済み商品」となる。

同社が運営する国内最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」の会員である29万人以上の医師に顧客の商品やサービスを評価してもらう。100人から1000人の医師が商品の成分や社会的意義も含めて総合的に評価し、医師の推奨意向が75%以上になると「AskDoctorsマーク」が付与されるという仕組みだ。

エムスリー AskDoctors総研 所長 津田宗利氏。

津田氏は本サービスのメリットとして①医師推奨による商品信頼度の向上、②消費者から見た商品適正価格の向上、③競合商品との差別化、④流通・小売店向け営業の効率化という4点を挙げた。

採用企業の87%で売上が伸びたという声が寄せられているといい、同氏は「今後も医師のネットワークとデータを活用して『医療×IT』に特化させたマーケティング支援を行っていきたい」と語った。


エムスリー 株式会社
〒107-0052
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MAIL:addev@m3.com
URL:https://askdoctorslab.jp/

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