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SOMPO、コネクテッド・カーで保険開発へ 英・新興企業へ出資

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米マイクロソフトも戦略的投資

 
SOMPOホールディングスはこのほど、英国の新興企業Wejoへ出資を決定したと発表した。自動車などモビリティー(移動手段)分野でのデータ活用による新規事業、新サービスの創出を目指す。

Wejoは、5000万台のインターネットに接続した自動車(コネクテッド・カー)からリアルタイムに、運転時の操作や走行などのデータを収集、蓄積している企業。

「コネクテッド・カーから得られたデータによって、新たな保険商品の共同開発や、高齢化社会に直面するモビリティ問題への積極的な取り組みが可能となる。保険をはじめとするさまざまな分野でデータを活用したい」(SOMPOホールディングスCDO楢崎浩一氏)

SOMPOホールディングスが2020年6月に提携したパランティア(Palantir Technologies)のビッグデータ解析技術とも連携させるという。コネクテッド・カーはIoT技術の進展に伴い、今後普及が見込まれる分野。コネクテッド・カーによるデータ活用では、交通渋滞の緩和や事故の削減、排気ガス削減などが期待される。

Wejoには同時に米マイクロソフトも出資を決めた。同社とSOMPOホールディングスの出資額は合計で2500万ドル。パランティアも独自に投資している。