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顧客体験起点で企業変革を起こすアクセンチュア インタラクティブのカルチャーとは

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マーケティング支援の体制をグローバル規模で強化しているアクセンチュア インタラクティブの今を紹介する本連載。これまでは「Communicate Experience」チームのメンバーを紹介してきたが、第6回は同チームと緊密に連携しつつクライアントの課題に向き合う「Marketing Advisory」チームに属する2人に、担当業務や仕事のやりがい、求める人材像について聞いた。
 

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左)菅原尚史 シニア・マネジャー
右)志満津加奈 シニア・マネジャー

—所属するチームと役割について教えてください

菅原尚史:私たちが所属する「Marketing Advisory」は、アクセンチュア インタラクティブのなかでは最もクライアントに近いところにいるコンサルティング部隊です。案件が持ち込まれると、「Communicate Experience」を含む4つのチームから必要なスキルを持ったメンバーを集めて課題解決に取り組む、プロデューサー的な役回りをしています。

「Marketing Advisory」はクライアント業種ごとにチームが分かれていて、私も志満津も消費財担当のチームに属しています。

志満津加奈:アクセンチュア インタラクティブは、クライアントの先にいる生活者の体験や社会そのものを変えていくことをミッションに掲げています。「Marketing Advisory」のコンサルタントは「Experience Consultant」として、お客さまの体験を起点にしながらビジネスをどうやって良くしていくか、拡大させていくかを常に考えています。

—これまでどんなキャリアを歩んできましたか

菅原:前職は大手広告会社系のデジタルエージェンシーで、デジタルマーケティング全般の経験を積みました。施策の方向性と予算枠がクライアント側である程度固まってる状態で私たちに相談が来ることがほとんどで、そのなかで成果を上げることを求められました。その経験を得て、前提の方針を決めるところや、事業の方向性を考えるところまで踏み込んで携わっていきたいと感じていました。

菅原尚史 シニア・マネジャー
広告会社を経てアクセンチュアに入社。消費財や小売業を中心に様々な業界・業種においてマーケティング戦略立案からコミュニケーションプランの策定、各種チャネルにおける施策運用、組織変革や業務コンサルティングまで一貫して支援。昨今は特にECなどD2Cチャネルでのカスタマーエクスペリエンス改善、および体験を軸にしたビジネスモデル構築、従業員体験の改善コンサルティング、プラットフォーム開発に従事する。

また、広告会社のビジネスは最終的に広告に帰結することが多いですが、より新しいサービスや事業を継続していくには経営層と対話することが必要だと思い、アクセンチュアに転職しました。

入社後は、新規サービスの開発や業務設計、現在はクライアントのDX支援の一環でD2Cチャネルの戦略立案や、その戦略に基づいた構築・運用など幅広く携わることができています。

志満津:私は新卒でアクセンチュアに入社してコンサルティング業務に携わったのち、一度辞めて事業会社に転職し、再びアクセンチュアに戻ってきました。

コンサルティング部門では、サプライチェーン改革やコスト削減まで、企業の広く多様な業務改革を支援することが多いですが、私は当時から事業の成長戦略やマーケティング、セールス領域の案件に携わることが多かったことから、現在のインタラクティブ本部に加わることになりました。

—菅原さんは前職のころと比べて、今の仕事に求められるところは変わりましたか

菅原:前職では、戦術などのいわゆる狭義のマーケティング領域を深掘りして突き詰めていくことが必要だと考えられていました。今は市場環境、クライアントの置かれている状況や顧客ニーズを踏まえながら、様々な視点から本当に必要なソリューションを模索していくことが求められます。

その際、色んな方向性を検討しながら発想を拡散させたのち、ひとつの方向に集約させていくというアプローチを取っています。ある程度達成できたら、またより良いものを求めて拡散と集約を行い、サイクルを回していくようにしています。

—現在の職場環境についてはどう感じていますか

菅原:新しいことを率先して取り入れようとする環境だと思います。チャレンジすることに対してもハードルが低く、組織として取り組んでいく意志が強いと感じます。

志満津:多様なバックグラウンドを持つメンバーがいることは魅力のひとつです。マーケティングのエキスパートからデザイナー、Webやアプリの開発エンジニアもいて、それぞれがプロフェッショナルの領域を持っています。

志満津加奈 シニア・マネジャー
新卒でアクセンチュアに入社、約3年間コンサルティングに従事したのち、ファッションベンチャーの経営企画部門に転職。事業会社での経験を経てアクセンチュアへ再入社。消費財メーカーを中心に事業戦略策定からグローバルオペレーティングモデル構築、マーケティング・営業・CRM業務改革等をテーマに経営課題解決に従事。その後インタラクティブ本部に移籍し、カスタマーエクスペリエンスを起点とした新規事業・サービスデザインからデジタル・トランスフォーメーションまで、幅広く支援している。

各者が互いをリスペクトし、多様性を尊重するような組織になっています。そういった環境は他の企業ではあまりないと思っています。

また、アクセンチュアはグローバル企業であるため、いろんな国や地域の事例・知見をすぐに取り入れることもできます。そこもアクセンチュアでしか実現できないことだと思うので、非常に恵まれている環境だと思っています。

—グローバルなネットワークの業務について、具体的にアクセンチュアではどういったことを行っていますか。

志満津:グローバルクライアントの日本国内の業務支援を担当することもあります。逆に、私が今担当している案件では、日本のクライアントのグローバル展開の一環で中国のアクセンチュア インタラクティブのスタッフと一緒に仕事をするケースもあります。

菅原:アクセンチュア インタラクティブの拠点は世界に125以上あります(2021年5月現在)。海外の成功事例を日本に「輸入」するケースもあります。そういうケースでは、海外のメンバーから知見をもらったり、あるいはこちらから提供したりするケースも。海外との連携は強みだと思います。

実際にこんなことがありました。国内のあるクライアントとサービスの方向性を決めたときのことです。方針に基づいてUIなどのデザインをデザイナーに依頼し、早くても翌々日ぐらいにクライアントにお見せするのが普通です。その時は、海外拠点のメンバーに依頼したところ、日本が夜間のうちにUIデザインを起こしてくれて翌日の朝にもう案が上がってきたんです。

前日に考えたものが翌日にすぐ形になっているというスピード感で、クライアントも驚いていました。時差を利用した即時対応に加えて、今までできなかった領域に対してすぐアウトプットが出せたというところで、アクセンチュアの強みが発揮された瞬間だったと思います。

—アクセンチュア インタラクティブに関心のあるマーケターのなかには、英語力に不安のある人もいると思います。日常業務に英語はどれぐらい必要ですか

志満津:クライアントの公用語が英語でない限り、日本のクライアントとのやり取りで使うことはありません。ただ、英語ができるほうがグローバルにいろんなメンバーと話せたり、知見を得たりする機会も増えますし、面白い仕事ができるチャンスが増えると思います。

私自身、海外で暮らした経験はありませんが、英語で仕事をすることはあります。また、昇格するタイミングでTOEICの点数のボーダーラインもあります。オンライントレーニングや、海外拠点のネイティブ社員を相手に学べるバディプログラムなど学習機会は豊富なので「やればできる」というマインドで、ぜひポジティブにチャレンジしてもらえたらと思います。

—現場の皆さんが求める人材像は

菅原:「クライアントの仕事をいかに取っていくか」という考え方よりも、「マーケット自体をいかに広げていくか」という考えを持っていた方が、仕事が面白くなりますし、結果としてクライアントにとってもメリットを提供できると思っています。アクセンチュア インタラクティブには色んなことができる環境があります。既存の概念や枠組みにとらわれずに、新しいことを貪欲に求め続ける姿勢の方をお待ちしています。

志満津:コロナ禍で社会が大きく変わってきているなか、「日本発信で社会や世界を変えていきたい」というビジョンや意志を持っている方ですね。そういう姿勢があれば、必然的に「どのように頑張ったらいいのか」「どういうスキルが必要なのか」が見えてくると思うので、そういったところを楽しんでいただける方がいいなと思います。


お問い合わせ
アクセンチュア株式会社 インタラクティブ本部

MAIL:JPN.EH.Interactive.Recruiting@accenture.com

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