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近大「MAGROBO」第2弾が公開、謎の巨大生命体「VUCA」に学生たちが立ち向かう

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近畿大学工学部(広島キャンパス)は、8月3日にオリジナルムービー『MAGROBO(マグロボ) vs VUCA(ヴーカ)』(135秒)を公開した。これは、2019年に公開した近大シンボルの“マグロ”をモチーフにした巨大ロボットムービー「MAGROBO」の第2弾となる。

 
物語は、上空より“VUCA(ヴーカ)”が突如現れたところから始まる。VUCAは、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性をまとった謎の巨大生命体。突然の出現と予測不可能な事態に、大人たちはただ慌てふためくだけだった…。頼りのマグロボは、その力を恐れた人たちによって凍結されていた。そんな大人たちをしり目に、学生たちは「MAGROBO」を奪還、VUCAへと向かっていく。果たしてVUCAは敵なのか?味方なのか?大人たちのある言葉をきかっけに、工学の力を信じる学生たちはある答えを導き出すのだった…。

 
今回の映像のテーマとなった「VUCA」は、Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性という4つの頭文字から成る、予測不能な時代を表す言葉。2010年代からビジネス界でも使われるようになった。

「今回マグロボが闘うのは、予測不能な時代表す“VUCA(ヴーカ)”の化身。近大の「実学教育」と、自ら仮説→実装→改良まで可能にする「工学の力」は、VUCA時代を生き抜く武器であり、時代ごとアップデートできる力になることをメッセージしました」と、企画を手がけた眞鍋海里さん。

キャッチフレーズは、前回に続き「武器は、工学歴。」同大学ならではの実学教育によって身につけることが可能な工学的スキル「工学歴」が、VUCAの時代においても大いに役立つことを多くの人に知ってもらうことを目的に制作された。

映像のキモとなったのは、“VUCA”という言葉をどうモンスター化するか。試行錯誤を繰り返した結果、VUCAの語源である4つの要素(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)を4つの羽に見立て、その羽で世界を掻き回す“ミキサー”のような形状にしたという。

ディレクターは「MAGROBO」に続き、大分県のPR動画『シンフロ』などを手がけている山本ヨシヒコさん。ムービーの予告篇ともいえるテレビCMもオンエアされている。

VUCAができるまでのスケッチ。鉛筆のラフは、眞鍋さんが描いたもの。
テレビCM「MAGROBO vs VUCA予告 VUCAとは?」篇

前作「MAGROBO」の記事「マグロ養殖の次はマグロボを開発?近畿大学の新キャンペーン

スタッフリスト

企画制作
BBDO J WEST+PARTY∔BIG STONE+T&E
CD+企画+C
眞鍋海里
企画+C
森下浩子
AD
山下大輔
Pr
大石政治、山下諒介
PM
井手廣平、柴田耕太郎
演出
山本ヨシヒコ
撮影
原賀俊輔
撮影助手
姫野大樹
美術造形
土井眞一
編集
大島瑞幾(オフライン)、向克明(オンライン)
VE
百代典由
CG Pr
梶原伸博
CG
ガレージフィルム
MA
松本知久
ST
峯野佑
HM
井上サトコ
AE
川角聡史
主題歌
zoo「大人になる」
出演
原愛音、中山ヨシロヲ、カツキ、鹿田実央、ペティグリュー桂里、磯辺真史、甲斐僧那、櫻井健太、ジョーイシカワ

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター