ブシロードのメディアミックスを支える 少数精鋭の映像制作パートナー/ヴィレッジ

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映像プロダクションVillage(ヴィレッジ)は、クライアントとの直接のやり取りからワンストップで映像制作を行っている。メディアの多様化に伴い求められる内容も増加する映像広告の制作の場において、パートナーとの共創によって実現する価値とは?ブシロードムーブ取締役の大貫佑介氏とヴィレッジ取締役の輪島雄一氏に聞いた。

(写真左)ヴィレッジ 取締役 輪島雄一氏 (写真右)ブシロードムーブ 取締役 営業部長 大貫佑介氏

日々変化する要望に応える 圧倒的な“対応力”の裏側

――両社はどのようにプロジェクトを進めているのですか?

大貫:ブシロードムーブは広告会社、イベント制作、声優事務所の機能を持つブシロードグループのハウスエージェンシー。広告物に関して、社内では即時性の高い簡易的な動画やWebなどのクリエイティブをつくりつつ、専門性の高いクリエイティブは複数のパートナー企業をプロデュースし制作しています。ヴィレッジさんには幅広い映像コンテンツの制作をお願いしています。

輪島:最近ではブシロードさんが7月にアニメの放送を開始したメディアミックスプロジェクト『ディーサイドトロイメライ』のCMやPV制作を当社で担当しています。

大貫:映像制作では、様々なレギュレーションに加え、日々要望が変化します。制作クオリティは当然ながら、変化にスピーディーに対応できる“対応力”が共に仕事をするパートナー企業に求めている能力です。

――大貫さんがおっしゃる“対応力”の部分で、ヴィレッジとして意識している部分はありますか?

輪島:ヴィレッジでは①映像制作のクオリティ②スピードのクオリティ③金額のクオリティ④コミュニケーションのクオリティという「4つのクオリティ」を大切にしています。当社はまだ設立4年目。大手や老舗の映像制作会社が数多く存在する中で、新しい会社が仕事を獲得していくには、各社の力が拮抗する①だけではなく、②③④のような部分も意識することが必要だと考えています。

――「4つのクオリティ」のバランスをいかにとっているのですか?

輪島:バランスを見極めるために重要だと考えているのが「クライアントが真に求めているものは何か」を掴むこと。プロジェクトによって、とにかくスピードが大事だったり、予算が限られていたりと、重視されるポイントは異なります。そして、「本当に求めているもの」を引き出すためには、クライアントとの間に本音で話してもらえる“信頼関係”を築くことが必要です。

大貫:映像制作はアニメーションや CG、実写映像の使用など演出の手法が幅広いです。しかし、「いい感じにつくってほしい」という抽象的なオーダーも多い。ここからいかに「いい感じ」に対する解像度をあげ、数ある手法の中から必要なものを取捨選択できるか。これがプロジェクトをスムーズに進行するために重要になってきます。ヴィレッジさんは、その解像度の高さを感じます。ですから、「任せておけば大丈夫」という信頼も生まれるのではないかと、現場を見ていて感じています。

輪島:クライアントが抱える問題を理解し、解決することにヴィレッジの存在意義があります。仕様書をもらい、書かれていることだけを実行して納品するような関係は望んでいません。コミュニケーションを通して問題の本質を掴み、解決策を提案する。このような付加価値を大切にしています。

個々が複数の能力を持つミニマムなチームが鍵となる時代

――広告業界の映像制作において、時代の変化は感じますか?

大貫:以前と比較して、正解がひとつではないマーケティング課題が増えたように思います。以前はテレビCMで完結していたものが、WebCMやYouTube番組、SNS用の動画など種類も増え、YouTuberとのコラボなど内容の幅も広がっています。そのため、予算の使い先や、共同するパートナー企業も幅が広がっている印象がありますね。ブシロードの特長として、ひとつのプロジェクトからアニメやゲームなど様々なコンテンツが生まれる“メディアミックス”があるので、制作するクリエイティブは、通常よりも多くなります。そのため、各メディアそれぞれの特性を理解し、「安心・信頼」できるパートナー企業を選定、ディレクションすることがハウスエージェンシーである私たちの役割だと思っています。

輪島:当社には、映画監督や広告ディレクター、海外チャンネルのクリエイティブディレクターなど、多彩なルーツを持つメンバーがいます。そのため案件に合わせたメンバー編成や、多様な知見を生かした提案ができるよう心がけています。

大貫:2020年に公開したブシロードの『D4DJ(ディーフォーディージェー)』プロジェクトでは、ヴィレッジさんにPV、CM、YouTube番組の制作をすべてお願いしました。これは、一気通貫でお願いをしたわけではなく、それぞれのメディアにおけるパートナーを一つひとつ検討した結果、プロモーション用のクリエイティブでブシロードムーブから発注するものに関してはすべてヴィレッジさんに依頼することに。輪島さんは各メディアの予算感なども理解したうえで、同じ経営者としての視点を持ちながら相談できるのがありがたかったです。

輪島:ヴィレッジではメンバーに「2つ以上の能力を持つように」という話をよくします。依頼内容が多様化しているにもかかわらず、広告予算は下がる傾向にある現在の状況に対応していくには、ミニマムなチームで能力を発揮する必要がある。クライアントの期待に応えるためにも、メンバーの成長のためにも、今後も能力の幅を広げ続けられる集団でありたいと思っています。



お問い合わせ
株式会社ヴィレッジ
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前2-25-4パストラーレ神宮前3階
TEL:03-6434-5723
URL:info@villageinc.co.jp

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