【第5回】 核となるアイデアが立証できない! 暗礁に乗り上げた企画実現の内幕(前編)

早速調合し、実験に用いてみたのだが、その人工汚れ液では、ブラックライトでうまく光ってくれないのだ。これには非常に困った。

そこで大学の研究室にも打開策がないかを相談してみることにした。ちょうどこの頃、国立大学の研究室とレンズケースの産学共同研究をしていて、ツテがあったのだ。彼らからは、「レンズそのものの汚れを図るのではなく、保存液に溶出した汚れを計測するやり方を試してみたらどうか」というアイデアをもらった。

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川部篤史、都留由佳梨(アイセイ)
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