【前回コラム】「“小さく”始まり“長く”続く、noteという場」はこちら
メディア運営者に必要な3つの視点
前回
は、キリンがオウンドメディアを始めるにあたり、noteという場を選択した理由を説明しました。
今回は、メディア運営における必要な3つの視点について解説していきます。
私たちが運営しているようなオウンドメディアは、直接マネタイズを行わない場合がほとんどです。なのでつづくメディアの理想像とは、有り体に言えば「社会と社内双方から求められ続けるメディア」ということになるかと思います。
とかくコンテンツマーケティングの文脈においては、どうやって「多くの人の目に留めるか」の議論に終始しがちですが、それはとても大事な側面である一方、社内から「私たちの取り組み・ブランドを出してほしい」と声が届きつづけるメディアであることも同じかそれ以上に大事な観点だと思っています。
では、理想的なオウンドメディアに必要なコンテンツを考える上でどんな視点を持つべきか。必要な視点は以下の3つです。
①企業主語
②読者視点
③世界観
■コンテンツづくりの「型」
よく語られるのは①と②です。①の企業主語というのは、まさに企業が伝えたいと思っていることです。キリンのnoteで言えば、従業員の思いや、造り手のこだわり、CSV活動の現在地、といったところになります。
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平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。
平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。
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