味の素は10月14日、中華料理など炒めものを提供できる調理ロボットの開発を始めると発表した。ロボット開発を手がけるテックマジック(TechMagic、東京・江東)と共同で取り組む。人手不足や生産性改善の解決を図りたい外食産業の需要を見込む。
味の素は調味料やレシピ設計、嗜好性分析や官能評価の領域で、TechMagicはスマートフォンアプリや調理ロボットの連携、レシピのデータ化とプログラミングなどを担う。調理には機械学習の技術も活用する。TechMagic社は味の素が社外ベンチャーと事業創出を図るプログラムの参加企業。
調理ロボットの提供で、大量調理を図りながら消費者の嗜好の多様化に対応する。ロボットが調理することで食材ロスを減らす効果もあるという。
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