広告界にも挑戦!?目指すは“横幅の広い人間”(ゲスト:武井壮)【後編】

【前回コラム】競技未経験ながらフェンシング協会会長に就任。 きっかけは銀メダリスト・太田雄貴からの熱烈オファー(ゲスト:武井壮)【前編】

今週のゲストは、先週に引き続き 陸上競技・十種競技元日本チャンピオンで“百獣の王”こと武井壮さん。今もなお「地上最強の百獣の王」を目指して日夜トレーニングを続ける武井さん。その驚きのトレーニング方法とは?アスリート以外も必見です。

今回の登場人物紹介

左から、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、武井壮、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。

※本記事は9月26日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

取材時は、「選手のフィジカルにフォーカス」

中村

:パラリンピックの期間は、テレビつけたら毎日武井さんが出ていました ね。スポーツの魅力を伝えるときに、「こういうことを言うようにしよう」と意識されてることはあったんですか?

武井

:各競技には専門家がいるじゃないですか。僕は十種競技っていう、体のいろんな能力を使ってその平均値の高さを競う競技のチャンピオンなので、フィジカルの専門家なんですよ。だから、スポーツの解説するときに心がけてるのは、技術には触れないこと。その技術を使うときに、どういう体の動きや機能を使ってるのかにフォーカスしてコメントするようにしています。

すると専門家も「自分より身体能力の高い人が言ってる」ということで聞きやすいし。「あの選手のあそこの動きのこのムーブメントは、この競技のこれとそっくりで非常に高い技術を持ってますよね」と言うぐらいまでだったら、技術屋さんたちも「なるほど、確かにそうだね」と言ってくれる。専門の人たちより上に立たずに下にいて、フィジカルの部分に特化したコメントする。なかなかそういうコメントをする人がいないし、どうしても「あの技術すごかったですね」っていう話になりがちなので。そこで差別化できるようにしていますね。

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