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映画監督・オダギリジョーの密着動画、全編バーチャルプロダクション撮影で実現

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東北新社は5月31日、映画監督・オダギリジョーの次回作に迫る動画「Vocument #1『今、映画監督オダギリジョーが立つ場所。』 」(8分30秒)を公開した。同社と電通クリエーティブX、ヒビノ、電通クリエーティブキューブの4社で推進する共同プロジェクト「メタバース プロダクション」の取り組みの一環で制作された。企画・監修はTUGBOAT。

映画監督・オダギリジョーの次回作に迫る密着スぺシャルムービー「Vocument」。

密着動画は、オダギリさんが次回作の構想を模索する様子や、脚本の考え方、映画にかける情熱などにフォーカスを当て制作された。オダギリさんが学校や居酒屋、アメリカのグランドキャニオンなどを訪れ、次なる撮影に向けてヒントを探すシーンが展開される。

ところがムービーの終盤では一転、このムービー自体がLEDを使用したバーチャルプロダクション撮影であることが明かされる。

本映像はわずか2日間で撮影された。全カットを4社が運営する大型LED常設スタジオ「studio PX」で制作し、ロケでの撮影は一切なし。ちなみに実際に同様の場所を移動して撮影した場合、約5万キロ分の移動距離となる。

「メタバース プロダクション」は2021年12月に発足。「PX(プロダクション・トランスフォーメーション)」を掲げ、映像制作における温室効果ガス削減とプロセス効率化を目指している。

本ムービーは、バーチャルプロダクション撮影のデモンストレーション動画と位置付け、ディレクターや照明など映像スタッフの解説を加えたメイキング動画も公開した。

スタッフリスト

企画+監修
TUGBOAT
制作
東北新社+オムニバス・ジャパン
監督
小栗洋平(OND°)、小林洋介(OND°)
撮影協力
ヒビノ+電通クリエーティブキューブ+TFC Plus

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター