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ブランドビジネスを「中の人」から支援 コンパクトに立ち上げて、磨き上げる 「リアクティブブランディング」を提供

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新たなブランドを立ち上げるスタートアップ企業から、初めてD2Cに取り組むナショナルクライアントまで、ブランドの様々な課題に対してサポートを行ってきたFRACTA。現在3つのサービスを掲げて深く、かつ柔軟な体制を構築し、ブランドビジネスの自走を支援している。取締役でビジネスプロデュース局 局長の坂野隆志氏に話を聞いた。

FRACTA
取締役
Business Produce局 局長
坂野隆志氏

 

3つのソリューションでブランドの自走を目指す

FRACTAでは現在、大きく分けて3つのソリューションを提供している。 ひとつは、同社の基幹となるソリューションである月額サービス『One by One』。ブランドが成し遂げたい目的をベースに、約40名のFRACTAメンバーを、企業が抱える課題に応じてフレキシブルにアサイン。プロジェクトに伴走していく。企業の課題によって支援のスタイルは多様にあるが一般的なケースの支援期間は約半年間。前半の3カ月でブランドの言語化からカスタマージャーニー、コミュニケーション設計までを実施。後半の3カ月で、クリエイティブやサイト構築などアウトプットの設計を行う。

2つ目が、社内セミナープログラムを提供する「Branding Camp (ブランディング・キャンプ)」だ。ブランド担当者や、ブランディングを支援する制作会社などに向け、これまでの実績をもとにした同社のノウハウを伝える。

そして3つ目が、2022年1月に新たにリリースされた「Star Tracker(スタートラッカー)」だ。ブランディングを専門的な領域にとどめず、より多くの人が携われるように開発された同サービスでは、これまでに蓄積してきたナレッジを集約して一元化したツールやTipsをオンラインで提供する。

「Star Tracker」では現在、ブランドの基礎を固めるフォーマット、国内外のブランドビジネスの潮流を集約したデータベース、そして直接同社のスタッフに相談ができる機能の3点を提供している。今後も機能の拡充を図っていくが、直近では、ブランドマネジメントシステムの構築を検討しているという。

「例えばOMOに着手したとき、施策の効果をスポットで分析することは可能ですが、ブランド全体での体験設計がうまくいっているかといった把握は難しい。ユーザーの心理やブランドのフェーズなどをスコア化して、ダッシュボードで経過を把握できるような仕組みづくりを検討しているところです(坂野氏)」。

これらのソリューションを通じて同社が目指すのは、激しく変化する社会に合わせて「変えるべきもの」「変えてはいけないもの」に対して素早く適応していく、“リアクティブブランディング”という考え方。「まずはコンパクトに立ち上げて、変化に合わせて磨き上げていくことが必要ではないか」と坂野氏は話した。



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株式会社フラクタ
MAIL:contact_jp@fracta.co.jp
URL:https://fracta.co.jp/