日本たばこ産業(JT)は6月8日、新しい企業広告「ひといき習慣」シリーズを公開した。上司役として井浦新、部下役として黒島結菜が出演し、楽曲はimaseが書き下ろした『でもね、たまには』を使用している。日常生活におけるオンとオフが曖昧になった現代に、「ひといき習慣」を提案するという内容だ。

「ひといき習慣・マニフェスト」篇では「ひといき習慣」の大切さを提案。後編として「ひといき習慣　＃1ひとり時間をつくる」篇、「ひといき習慣　＃2プチ日光浴」篇で「いいひといきの取り方」を紹介している。

JTでは2009年にコミュニケーションワードとして「ひとのときを、想う。JT」を策定。「かけがえのないひととき」や「大切な時間」を想う企業だからこそ生み出せる価値を届けたい、という思いのもとコミュニケーションを展開してきた。今回もその流れを汲んだ新たな広告展開となる。

日本たばこ産業の蔭山健太氏は「新CMでは、自分のリズムを保つことが難しくなった現代、忙しい日々の合間にも意識的に“ひといき”をとることで、毎日をもっと心豊かに過ごしてほしいという想いを表現いただくように依頼しました」と話す。

企画制作を行った電通のチームは「ひといきつくを漢字で書くと『一息吐く』、つまり息を吐くことだそうです。このCMを見ること自体がひといきつく体験になれたらいいなと思い、少し力の抜けた仕上がりを目指しました」とコメントしている。