森永乳業は、6月よりひとくちアイスのロングセラーブランド「ピノ」がゲームになる「ピノゲー」キャンペーンを開始。6月6日に発売となった6 粒入りの「ピノ」と、「ピノ チョコアソート」および「ピノ シーズンアソート」で、パッケージを活用したゲームを展開しているほか、俳優・髙橋ひかるさんと、ゲーム界の“レジェンド”高橋名人をピノゲー公式アンバサダーに迎え、“ダブル高橋名人”として出演するWeb動画を特設サイトとYouTubeで公開した。

「『かわいい』『なかよし』と、本来持つ価値を時代にあわせて広めてきたピノ。今回のテーマは『たのしい』です。一緒に食べて楽しさを分かち合えるピノが、なんだかつまらない空気が広がっている中で、たのしい気持ちの連鎖を起こしていく。そのために、たのしさを増量する」（クリエイティブディレクター　尾上永晃氏）べく、企画されたのが「ピノ」がゲームになる「ピノゲー」キャンペーンだ。

ピノゲー第1弾として発表されたのは、「フタ裏ゲーム」だ。「怪盗ピノを探せ！」「ピノ記憶ゲーム」「ピノの食レポ」などのクイズゲームや推理ゲームで、ピノを食べながらパッケージであそべるゲームが９種類（ゲームの種類と数は時期によって異なる）用意されている。

 
ピノゲー第2弾は、個包装の「ピノ」専用の「新ピノガチャ」。こちらは2019年に初登場して話題を集めたが、今回それをさらに進化させた。「ピノ アソート（ピノガチャパッケージ）」シリーズのパッケージ2個を加工して組み立てることで、個包装のピノを実際に取り出せる「ガチャ」をつくることができる。

 
また、ピノゲー第3弾として、大手ゲームメーカーのセガ等とのコラボレーションによるゲームを現在開発中で、今秋の公開を予定している。セガの開発担当者は、「今回は、『たのしさの増量・笑顔の連鎖』という『ピノゲー』のコンセプトに共感をして、アイスとゲームという異色のコラボレーションを一緒に盛り上げます。たのしい時間を提供するアイスとゲーム、この2つが組み合わされば、これまでにないたのしいものになりそうです」とコメントを寄せている。

「フタ裏ゲームは、ふたを開けたら『パルム』と書いてある謎を解いたり、目に飛び込んできた言葉で食レポを作るゲームといったものから、いわゆるクイズ的な王道のものまでさまざま。アナログもデジタルも、ピノを食べながら楽しめるゲームを目指しています。そして、開発中のデジタルゲームをお知らせするために、レジェンド高橋名人とゲーム好きな髙橋ひかるさんのダブル高橋名人が爆誕しました」

現在、ピノの公式Twitterの動画には、ダブル高橋名人が登場。ピノを連射するコツを高橋名人が解説し、披露する動画も公開中だ。

16連射専用ピノで、連射のコツを教えてもらいました！#ピノゲー #ダブル高橋名人 https://t.co/MZQ1OXWL9t pic.twitter.com/YswprAy3jD

— pino（ピノ）/ 森永乳業 (@morinaga_pino) June 8, 2022

「なんだかつまらなくて、指でいろんなものをトントンしちゃう。そんな行為をゲームと結びつけました。全体を通じて昔のゲーム的でもあり現代的でもあるというトンマナを目指しました。またSNSでの名人のピノ連射動画における狙っては描けない、美しい腕の動きにも注目です」（尾上氏）

ピノゲーパッケージとピノガチャパッケージの発売後、SNSにはゲームにチャレンジした人たちの感想や「ピノガチャをつくった」という写真が続々とアップされている。
セガとのデジタルゲーム開発の様子は、今後ダブル高橋名人がSNSや動画を通じて伝えていく予定だ。