日本経済新聞社は10月26日、第71回日経広告賞の受賞作品60点を発表した。最高賞である大賞に丸紅、最優秀賞にはスウォッチグループジャパン「オメガ」と住友林業が選出された。

大賞を受賞した丸紅の広告は、『ONE PIECE』とコラボレーションした6本のシリーズ。世界中のさまざまな領域で展開されている同社の事業を「もしも『ONE PIECE』の世界に丸紅がいたら？」という切り口で紹介した。

（左から）6月14日、15日に掲載。

（左から）7月22日に掲載。

（左から）7月22日、8月5日に掲載。

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主なターゲットは若年層。商社の事業・役割を親しみやすく伝えることを目指し、『ONE PIECE』の世界観と企業姿勢を重ね合わせた広告を企画した。「大判で、手に取り保管できる新聞は、アニメーションというコンテンツの魅力を最大限に活かすことができることに加え、SNSで話題にされやすいという特徴もあることから、日経新聞にてティザー広告や3面連続掲載するという手法をとりました」（丸紅 広報部企画・ブランド推進課長 野溝友美氏）。

受賞作品は独創性や新規性、広告展開のタイミングや工夫などを基準に各審査委員会で選考された。大賞以下、各部門の最優秀賞は以下の通り。

・大賞
丸紅

・最優秀賞
スウォッチ グループ ジャパン、住友林業

・電機･通信･IT部門
ヤフー

・生産財・産業部門
ニチレキ

・商社・エネルギー・公共部門
伊藤忠商事

・自動車・運輸・輸送部門／環境部門
本田技研工業

・金融部門
SOMPOホールディングス

・流通・サービス部門
そごう・西武

・ブランド・ファッション部門
ポーラ

・食品・医薬品・生活用品部門
大日本除虫菊

・建設・不動産部門
積水ハウス

・出版・コンテンツ・教育部門
テレビ東京

・アニバーサリー部門
セイコーグループ

・パーパス・ESG部門
ユニクロ

・日経マガジン部門
TSI

・日経メディア・ストラテジー特別賞
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