ビームスは10月23日、東京・原宿に期間限定でオープンした「モノを売らないお店」に、3日間の来店者は約260人だったことを明らかにした。物々交換を主眼に置いた店舗で、約1200点が交換されたという。衣料品などの持続可能性(サステナビリティ)をテーマとした取り組み。
「モノを売らないお店」では、ビームスのスタッフなどが、値札代わりに品物への思い入れを書いた札を添え、品物を陳列。来店者も同様に持参した品についてのエピソードを記入し、品物にまつわるストーリーごと交換する「ストーリー交換」を実施。札に書かれたストーリーを読んで「思わず手に取った」という人や、来店者の間で会話が生まれるなど、コミュニケーションが弾む場になったようだ。
また、衣料品の回収に協力すると、経年在庫(デッドストック)や、店舗の装飾家具等、商品としては販売しないものを持ち帰れる「再循環ブース」も設置。事前に東京都内3店舗で実施した衣料品回収では約670着を集め、提供した人が全員来店したという。
「モノを売らないお店」は、2021年6月に開始した「つづく服。」プロジェクトの一環。ビームスのサステナビリティ(持続可能性)や社会問題解決を目指す取り組みをわかりやすく伝える目的で発足し、特設Webサイトでスタッフのライフスタイルや店舗、企業などさまざまなレベルでの活動を紹介してきた。
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