森永乳業は、フィギュアスケーターの浅田真央さんが出演するテレビCMシリーズを、11月27日より放映開始した。浅田さんは今年4月から同社の「ビフィズス菌アンバサダー」を務めており、就任後初のテレビCM出演になる。

テレビCMは「宣伝部腸」篇、「クラゲ」篇、「ビフィーちゃん」篇、「大腸大事」篇の4 本。同社の宣伝部長ならぬ宣伝部「腸」に就任した浅田さんと、森永乳業社員役のダウ90000の園田祥太さん、上原佑太さん、忽那文香さんが、ビフィズス菌と乳酸菌の違いや、大腸に大事な菌であること、実はビフィズス菌の形が浅田真央さんのスケートのY字ポーズに似ていることなどを、上司と部下の会話を通じて楽しく届けていく。

ECD　澤本嘉光氏のコメント：
「『宣伝部腸』なんてお願いしたら浅田真央さん怒らないかなあと不安で迎えた撮影の日、浅田さんは『楽しそうな企画ですね！楽しみ！』と最初に言ってくれました。そのあともスケートリンクで大腸のぬいぐるみを持って滑ってくれたり、会議室のシーンでも期待を超えた『部腸』っぷりを終日明るく披露してくれました。ダウ90000の皆さんとのやりとりもとても自然で、まるで同じ劇団にいるようでした」

また、YouTubeショートやTikTokで見られることを意識した、CM本編とは違う世界観のSNS動画も制作している。浅田部腸への社員たちによる“無茶振り”シリーズとして、「コンパルソリー」篇、「スムーズ」篇、「Y字」篇の3篇を公開した。

プランナー 真子千絵美氏のコメント：
「まじめでいい人なイメージがある浅田さんだからこそ、チャーミングな素の部分を引き出すことを目指しました。コンパルソリー(氷に絵を描く競技)で大腸を描いたのは、今回がおそらく世界で初めてじゃないかなと思っています」

CD兼プランナー 嶋野裕介氏のコメント：
「ビフィズス菌の訴求内容を、CMとSNS動画とで分けて考え、それぞれの媒体で伝わりやすい内容や伝え方を企画しました。今回、たくさんのYouTubeショートやTikTokなそのSNS広告を見ましたが、愛されている広告にはみな『愛すべき人物』がいることが気づきでした。国民的スターである浅田さんがどうすれば『もっと愛されるか』が企画の勝負となりました」