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東京ガスがソリューション事業ブランド「IGNITURE」立ち上げ 新CMも

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東京ガスと東京ガスエンジニアリングソリューションズが11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を新たに立ち上げた。今後「IGNITURE」のもと新規ソリューションを順次拡充し、2025年度までに事業ブランド全体で売上高3100億円を目指すとしている。

新ブランド設立に伴いCMを放映

「IGNITURE」とは、英語の「Ignite(灯す)」と「Future(未来)」を結び付けた造語。東京ガス取締役 代表執行役社長 CEOの笹山晋一氏は、「ガス、エネルギー事業者としての歩みを原点としつつ、エネルギー分野の枠を超え、未来をつくる原動⼒となる先進的で多様なソリューションを提供していく、という当グループの決意を込めた」と述べる。

シンボルマークは「G」にアクセントをつけることで東京ガスの原点を表現。そこを起点に広がっていく造形によって、「IGNITURE」が未来にもたらす成長(Growth)をイメージしたという。


実データ ロゴ 「IGNITURE」

ブランド設立に伴い、12月2日より新CMも放映する。テーマカラーである「IGNITURE」パープルを用い、幻想的なラインアートとナレーションで、ブランド名と世界観の認知度向上を図る。関東ローカル、東京ガス提供番組でのテレビ放映のほか、YouTubeなどのデジタル広告も実施予定。今後2023年度末からブランドを活用した顧客コミュニケーションを強化し、次年度からの本格展開を予定しているという。

CM「IGNITURE登場」篇

ブランド化によりエネルギーに次ぐ事業の柱へ

2023年2月中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、エネルギーに次ぐ事業の柱としてGX(グリーントランスフォーメーション)・DX(デジタルトランスフォーメーション)を取り入れたソリューションのブランド化を掲げていた同グループ。提供価値を「レジリエンス」「最適化」「脱炭素」と再定義し、今回立ち上げた「IGNITURE」のもとで、「家庭向け」「法人向け」「地域・コミュニティ向け」の3分野に対し分かりやすく体系化されたソリューションを提供していく。

具体的に、家庭向けには太陽光発電、蓄電池、ハイブリッド給湯器などの設備導入をはじめ、社会の変化やニーズの多様化に応じたサービス提供体制を構築する。またデジタル基盤を活用した双方向コミュニケーションの拡大も図っていく方針。

また法人向けに対しては法人営業機能を東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)に集約し、エネルギー供給に加えソリューション営業の全国展開を強化。共創パートナーとして、「環境価値(脱炭素)の向上・事業継続性の強化・事業生産性の向上」を実現する。

地域・コミュニティ向けにはグループ間やアライアンスパートナーとの連携を強化し、持続可能なまちづくりに貢献していくとしている。

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