キリンビールは2月5日から、「キリン一番搾り生ビール」の新テレビCM「義父と」篇、「女将と」篇の放映を開始。中村倫也が義父役の奥田瑛二、割烹料理店の女将役の戸田恵子と共演する。

新テレビCMシリーズのテーマは、「せっかく飲むなら、ちょっといいビール。」。中村が、「一番搾り」のおいしさの理由を知り、その「おトク」さに気づくという内容となっている。

「義父と」篇では、妻の実家で義母や義妹に囲まれ戸惑っている中村に、義父が「（一番搾りを）飲むか？」と声をかけるシーンから始まる。「一番搾り」をこよなく愛する義父がその魅力を説明し、最後はベランダに出て一緒にビールを飲む。

「女将と」篇では、中村が人生で初めて割烹料理店をひとりで訪問する。そこで女将が、一番出汁の煮物とともに、「一番搾り」を出す。ビールを飲み、おいしさを再発見した中村は「すごく、トクした気がします」と女将に伝える。

キリンビールのマーケティング部ビール類カテゴリー戦略担当 嶺岸秀匡氏は、「本企画を通じて、改めて一番搾りの魅力を再発見し、試してみたいと思ってもらうことを目的に制作しました。一番搾りのことをよく知らない中村さんが、周りの人たちとのかかわりの中で、一番搾りのものづくりへのこだわりに気づき、心が動かされていく。そんなストーリーを通じて、普段何気なく飲んでいた一番搾りがよりおいしく感じてもらえたらうれしいです」と話す。

また、クリエイティブディレクターを務めた電通の今井政広氏は、「どの場所で、どんな人から語られたら、説得力があるのか。人物設定や、シチュエーションにもこだわっています。いつもの一番搾りが、ちょっと“いいもの”に見えてくる。もっとおいしくなる。そんなCMを目指しました」とコメントした。