パルコは3月9日から、広島PARCOにて歴代のパルコの広告100点以上を集めた展覧会「『パルコを広告する』1969-2024 PARCO 広告展」をスタートする。会期は3月31日まで。入場無料。
2023年11~12月に渋谷PARCOで実施した同展の初となる地方巡回展となる。広島PARCO開業30周年を記念し企画された。
同展は渋谷 PARCO開業 50周年を記念して、ポスター・CMで半世紀にわたるパルコの広告表現の移り変わりを展示するもの。1970年代から現在に至るまで、文化装置としてのパルコが担ってきた広告表現を一望できる場となる。入場無料。
会場は「2000年以降」「1990年代」「1980年代」「1970年代」と4つの年代をさかのぼっていく構成で区分されており、展示するポスターや CMは、エリアごとにそれぞれ 2人のゲストキュレーターを招き、対談形式で選定していった。
ゲストキュレーターはそれぞれ、1970年代を社会学者の上野千鶴子さんとテキストレーターのはらだ有彩さん、1980年代を美術批評家の椹木野衣さんと編集者の菅付雅信さん、1990年代をミュージシャンの野宮真貴さんと哲学者・小説家の千葉雅也さん、2000年以降をアーティストの布施琳太郎さんと編集者・文筆家の野村由芽さんが担当している。
3月17日には広島 PARCO30周年を記念したトークイベント「PARCO の広告 1969-2024」 を新館 7F 無印良品 特設会場にて開催する。広島PARCO 新館開業広告などを手がけた箭内道彦氏、広島出身のフォトグラファー・三浦憲治氏、パルコ宣伝部の草刈洋氏によるトークが繰り広げられる。当日は14時開始で30分前から入場できる。参加無料。
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