顧客と共に施策を実施する、バイオフィリアのマーケティング戦略

生活者の意識・行動の変化が激しい時代。生活者の支持を得るブランドになるためには市場の動向に合わせてスピーディーな意思決定も必要です。こうした市場で顧客を増やし成長を遂げるスタートアップ企業では、どのようなマーケティング戦略が企画され、また実行されているのでしょうか。新興企業の戦略から新しいマーケティングの方法論を導き出します。今回は、バイオフィリア 取締役COOの矢作裕之氏に話を聞いた。
※本記事は、月刊『宣伝会議』5月号の連載「急成長スタートアップ企業に聞く!『わが社のマーケティング戦略』」に掲載されています。
写真 人物 プロフィール 矢作裕之

バイオフィリア
取締役COO
矢作裕之氏

【バイオフィリア 会社概要】
・設立年:2017年
・従業員数:42人
・事業内容:ペット関連事業、インターネットサービス事業

日々の食事からペットの健康を実現する

「動物の幸せから人の幸せを」を掲げ、手づくりドッグフード「ココグルメ(CoCo Gourmet)」を提供するバイオフィリア。「ココグルメ」のすべての商品は獣医師など専門家の監修のもと、総合栄養食基準でつくられている。人間が食べるのと同じ新鮮な国産食材を使っているのはもちろんのこと、酸化防止剤・発色剤・pH調整剤・保存料・着色料・調味料・香料を一切使っていない。とにかく愛犬の健康を追求した商品だ。

「CoCo Gourmet」の会員愛犬数は現在20万頭。フレッシュペットフード売上ナンバー1(TPCマーケティングリサーチ調べ)の地位を築く。代表取締役社長兼CEOの岩橋洸太氏は、幼少期より動物の置かれている状況に対する課題意識を持っていた。そして社会人となり自ら起業を決意。動物も自分たち人間と同じ命であるにもかかわらず、動物の命や幸せは人間のそれと比べて軽視されている現状に何かアプローチできないかと考えるように。

そんな時に高校の同級生である、現・取締役COOの矢作裕之氏と再会。当時エンジニアとして活躍していた矢作氏の持っていた「自らプロダクトをつくって世に出したい」との想いと、岩橋氏の想いがマッチし、2017年バイオフィリアを共同創業する。創業当初はITを使ったプロダクトのリリースを模索していた。

そこから現在の事業に転換した経緯について、矢作氏は「創業初期の段階で岩橋の愛犬2頭が病気で亡くなってしまったんです。それを機に、もっと動物一頭一頭の命に向き合いたいと考えるように。そして、まさに動物の「体≒命」をつくっている食事に目を向けてみると、質が良いとは言えないことがわかりました。『ならば自分たちで、動物の健康につながるような食事を実現できる新しい商品をつくりたい』とプロダクト開発をスタート。2019年『ココグルメ』が誕生しました」と語った。

…この続きは4月1日発売の月刊『宣伝会議』5月号で読むことができます。

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