2020年の秋。投資について、1本の電話がかかってきた。
その誘いに、乗ってしまったことで、僕の人生は若干変わってしまった。と書くと、未公開株買いませんかという勧誘の電話みたいだが、そうではなく。投資教育のプロジェクトを手伝ってもらえないか、という相談の電話だった。
声の主は、藤沢久美さん。現在の肩書きはNECグループの独立シンクタンク国際社会経済研究所の理事長。でありつつ、同時にいろいろな会社の社外取締役や相談役をされていたり、スポーツの団体の理事をされていたり(一時期はJリーグとか)、講演&著作も多数で、キャスターもされていたりと、一言では何者なのか本当に説明しづらいけれど、キャリアのスタートは「投資運用会社勤務 → 95年に日本初の投資信託評価会社を起業」と、元々は投資業界の方。
電話口の藤沢さん曰く。「三菱UFJ信託銀行のとある方が『20代が投資をしないとこの国の未来はヤバい』と、20代が投資について理解を深めるプロジェクトを始めようとされていて。ただし、1社だけじゃできないことをやりたいから、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、りそな銀行といった、同業他社、つまりライバルと一緒にコンソーシアムを立ち上げようとされています」
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倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
2000年電通入社、クリエーティブ局配属後、多数の広告を制作。2005年に電通のCSR活動「広告小学校」設立に関わった頃から教育に携わり、数々の学校で講師を務めながら好奇心と発想力を育む「変な宿題」を構想する。2014年、電通社員の“B面”を生かしたオルタナティブアプローチを行う社内組織「電通Bチーム」を設立。2015年に教育事業として「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」を10人の社員と開始。以後、独自プログラムで100以上の授業や企業研修を実施。2020年「変な宿題」がグッドデザイン賞、肥前の藩校を復活させた「弘道館2」がキッズデザイン賞を受賞。
倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
2000年電通入社、クリエーティブ局配属後、多数の広告を制作。2005年に電通のCSR活動「広告小学校」設立に関わった頃から教育に携わり、数々の学校で講師を務めながら好奇心と発想力を育む「変な宿題」を構想する。2014年、電通社員の“B面”を生かしたオルタナティブアプローチを行う社内組織「電通Bチーム」を設立。2015年に教育事業として「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」を10人の社員と開始。以後、独自プログラムで100以上の授業や企業研修を実施。2020年「変な宿題」がグッドデザイン賞、肥前の藩校を復活させた「弘道館2」がキッズデザイン賞を受賞。
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