4つのキーワードで考える、最強軍団への再建策
歴史的な大敗ながらも、観客動員数は昨年を大きく上回った。ヒーローインタビュー改革も進み、9月30日のファイターズ戦でお立ち台に上った、(左から)岸潤一郎選手、武内夏暉投手、西川愛也選手。
ライオンズに着任してから約1年半の間に起きた出来事をこのコラムで書かせていただきましたが、今回が最終回となります。
2024シーズンは、球団史上最も勝てないシーズンとなりました。松井稼頭央監督がセ・パ交流戦前に休養し、渡辺久信ゼネラルマネージャーが代行で監督も兼務しましたが、巻き返すことはできず、残念ながら3年ぶりリーグ最下位となりました。来シーズンは西口文也新監督のもと、秋季練習から選手一人ひとりが、この悔しさをばねに、しっかり猛練習を行ってくれるとこだと思います。
今年も元旦から能登半島での大地震が起こり、追い打ちをかけるような今夏の大雨。その他にも各地で天災により多くの被害が起きています。AIの急速な進化、世界各地で起こる紛争など、VUCAと言われるこの時代だからこそ、広報にも注目が集まっています。
そして、ライオンズの変革にも広報は絶対に欠かすことができないピースです。熱いファンに囲まれている球団であることを自負し、従来の手法に留まらず、新たなコミュニケーション手法で、選手と共にいかにして最強軍団を再建していくのか、4つのキーワードで考えたいと思います。
