アサヒグループとヤマハ発動機、サステナブルクラフトビールを企画支援

ヤマハ発動機とアサヒグループにおけるサステナビリティ事業を展開するアサヒユウアスは共創により、静岡県森町の地域資源を使ったリユースカップ「森のタンブラー 森町」を開発。また、サステナブルクラフトビール(酒税法上は発泡酒)「森あかり」の企画支援を行った。

リユースカップ「森のタンブラー 森町」。

サステナブルクラフトビール「森あかり」。

ヤマハ発動機は静岡県森町に自社工場を所有することから、森町の自然資源を活用した商品開発と、その商品を活用した環境保全活動を検討していた。そこに、リユースできる「森のタンブラー」やリキャップできるマイボトル「森のマイボトル」をはじめ、廃棄されてしまう食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造に取り組んでいるアサヒユウアスが協力したことで今回の取り組みが実現した。

「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースカップ。木材を加工する際に発生するヒノキやスギなどの端材やおがくずなどを51%使用している。

静岡県森町のおがくず。

今回開発した「森のタンブラー森町」は、古くから林業と木材加工業が盛んな静岡県森町のヒノキやスギなどの地域材を活用してつくられており、パッケージにはヤマハ発動機の横浜オフィスの共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)」のロゴを描いている。

また、サステナブルクラフトビール「森あかり」は、低地や山地の雑木林などの林の中によく生えると言われている落葉低木のクロモジの枝の部分を約3kg使用した発泡酒。ヤマハ発動機が森町で自生しているクロモジに着目し、クラフトビールの原料として活用することを企画。アサヒユウアスがアドバイザーとして企画支援し、クラフトビール醸造所のさかづきブルーイングがレシピを開発した。

静岡県森町のクロモジ。

「森のタンブラー 森町」と「森あかり」は、12月19日に開催が予定されているヤマハ発動機主催の“自然再生と共創”をテーマとしたビジネスマッチングイベント「共創 Meet-Up」にて提供されるという。

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