カナデビアは1月16日、東京ドームが運営する多目的ホール「TOKYO DOME CITY HALL」(東京都文京区)のネーミングライツ契約の締結を発表した。同ホールの新名称は「Kanadevia Hall(カナデビアホール)」で、契約期間は2025年4月1日から2028年3月31日までの3年間。
カナデビアは2024年10月1日に日立造船から商号を変更。「技術の力で、人類と自然の調和に挑む」というブランドコンセプトのもと、認知度向上と理解・浸透に向けたブランド戦略を展開してきた。
社名の「カナデビア」は、“奏でる”と“Via(道・方法という意味のラテン語)”を組み合わせた造語。これまで影山優佳を起用した企業広告で認知度の向上を図ってきた同社だが、経営姿勢に掲げる「社会との共生」をより強化していくために、社会やステークホルダーとの“ハーモニー”を奏でる、音楽との関わりやサポートを検討してきたという。
関連記事
東京ドームシティMEETS PORT内に位置する同ホールは、2008年3月の開業以来、コンサートや演劇、パーティ、格闘技など多種多様なイベントを開催してきた。
同ホールは性別・年齢・国籍を問わずさまざまな“つながり”と“感動”を生み、また、音楽を始めとする芸術活動に貢献できる場であるとして両社の理念が一致し、今回のネーミングライツ契約に至ったという。
施設外観のイメージ。名称変更に伴う休業などは行わない見通し。
なお同ホールがオープンした2008年3月20日から2011年3月30日までの3年間はジェーシービーがネーミングライツを所得し、「JCB HALL(ジェー・シー・ビー ホール)」として呼ばれていた。契約満了に伴い、現在の名称になっている。
