博報堂とアイリッジ、アプリ事業で新合弁設立 顧客接点の変革を加速

博報堂は1月16日、アプリ事業を手掛けるアイリッジと資本業務提携すると発表した。アプリ開発を行う合弁会社を2月1日付で設立するほか、アイリッジが行う第三者割当増資を引き受ける。博報堂のアイリッジへの出資比率は2%弱となる。

生活者データ基盤を店舗販売や広告販促などに活用する

新会社では、オウンドアプリ開発を中心とした顧客接点開発業務として「ビジネスデザイン機能」や「マーケティング機能」などを実装。博報堂は、オウンド接点開発によって生成される様々な生活者データを活用し、店舗販売や広告販促などの顧客接点の価値を高め、企業活動の機動的な意思決定を実現する「デマンドチェーン変革」を加速する。

アプリ開発市場はAIなどの新技術の台頭で成長拡大が見込まれているほか、生活者データの蓄積や利活用などの周辺市場も活発。企業のアプリを中心としたオウンド開発領域における構想、開発、グロースをサポートしてきた博報堂は、アイリッジのシステム実装力を加え、顧客接点の変革を一気通貫で行う大規模開発の支援を進める。

アイリッジはアプリビジネス事業を中核事業とし、小売・鉄道・金融業界の大企業を中心とした企業の消費者向けアプリの企画・開発・運用支援などを提供している。アプリ関連領域以外のデジタル領域や生成AIを活用した新たなDXサービスの提供にも事業を拡大しており、各領域のパートナーとの関係強化を推進している。

新会社の名称と代表者は未定。所在地は、東京都港区赤坂五丁目2番20号。出資比率は博報堂が51%、アイリッジが49%。

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