9パターンのCMを通じてサービスの網羅性を訴求
リクルートの不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」は、人気コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とタイアップしたWebCM全9パターンを、1月21日から同社の公式YouTubeチャンネルで公開している。
人気漫画「こち亀」とのコラボは、住宅購入を検討する層への訴求に適していると判断したことからスタート。住宅購入は賃貸と比べて顧客の属性が幅広く、単身層からファミリー層まで多岐にわたる。特定の層に偏らないCMとするために、知名度の高い「こち亀」とのタイアップを実施した。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とのタイアップCM
住まい領域ブランドデザイングループの高橋七重氏は、「住宅購入を検討する層にとって、『こち亀』は『ドラえもん』などと同じくらいの知名度を誇ることがわかった」と話した。主人公・両津勘吉(両さん)の型破りなキャラクター性を生かし、笑える内容にすることで、「住宅購入」に対する心理的ハードルを下げる狙いもあった。
CMは、両さんが住まい探しをするストーリーとなっており、SUUMOを使うことで簡単に解決する様子を描いている。原作漫画のシーンを活用し、原作さながらのドタバタ劇を再現することで、懐かしさを演出している。CMの最後は、「家を買うならSUUMOで探しましょう」というナレーションとともに、両さんと同社キャラクターの「スーモ」がポーズを決めるシーンで締めくくられる。
原作漫画のシーンを活用して懐かしさを演出
9パターンのCMを用意したのは、住宅購入には様々な悩みやアプローチがあるためである。CMでは、「住みたい街ランキング」や「こだわりの条件での物件探し」など、SUUMOの多様なサービスを訴求している。
同CMを通じて、高橋氏は「住宅購入を考えると様々な悩みがあるかもしれないが、とにかく楽しんで向き合ってほしい」と語った。
