森永アロエヨーグルトがコンセプトを大幅刷新 13年ぶりテレビCMは初のアニメーション

2024年12月に発売30周年を迎えた森永乳業の「森永アロエヨーグルト」シリーズが2月4日、ブランドコンセプトの刷新とテレビCMの放映を発表した。

1994年12月10日に誕生した「森永アロエヨーグルト」シリーズは、“健康素材であるアロエの持つ力とおいしさを提供する”というブランドコンセプトのもと、アロエの“みずみずしい食感”とヨーグルトの“爽やかな味わい”を提供してきた。

そうした中で今回新たに定めた ブランドコンセプトは、「いいアロエは、いい畑から」。

森永乳業マーケティングコミュニケーション部の山西啓代氏は「アロエが単なる具材ではなく、大切に育てられた農作物であり、安心・信頼の象徴であることをブランド価値として明確に伝えることを意識した」と話す。

「アロエの農作物としての魅力を改めて訴求することで『おいしい』だけでなく『カラダにも嬉しい、気持ちが良い』ブランドへと進化させ、より多くの方に手に取ってもらえるよう展開していきます」(山西氏)。

リニューアル後のパッケージでは、アロエの存在を全面的に打ち出す。

イメージ パッケージは今回で20代目。新ブランドコンセプト「いいアロエは、いい畑から」もプリントされている。

パッケージは今回で20代目。新ブランドコンセプト「いいアロエは、いい畑から」もプリントされている。

イメージ パッケージの変遷。発売当初は「おいしそうに見えない」という社内評価で、1日2~3万個の売上だったというが、口コミで販売数量を伸ばし翌年の1995年には1日平均10万個の販売を達成した。

パッケージの変遷。発売当初は「おいしそうに見えない」という社内評価で、1日2~3万個の売上だったというが、口コミで販売数量を伸ばし翌年の1995年には1日平均10万個の販売を達成した。

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