「イカゲーム」ブームを活用 デスゲーム風CMで啓発、関西電気保安協会

若年層に電気保安の重要性を伝える。

関西電気保安協会は3月3日、電気設備(受電設備)保安管理業務(電気保安)の啓発動画「関西電気保安協会ゲーム」シリーズを、YouTubeで順次公開し始めた。命がけのゲームに巻き込まれる設定の作品ジャンル「デスゲーム」を参考に制作。電気設備の点検や保安管理業務を担う同協会は、シリアスな雰囲気と笑える演出で電気保安の大切さを伝える。

実データ グラフィック 関西電気保安協会のマスコットキャラクターの「ホアンくん」がゲームマスターを務める

関西電気保安協会のマスコットキャラクターの「ホアンくん」がゲームマスターを務める

同協会の取り組みを周知するため、2017年から毎年Web動画を公開している。主に若年層をターゲットとしており、2024年に公開した「関西電気保安会話講座」シリーズは、YouTube累計再生回数が190万回を突破した。

今年は、「関西人しかいない、生き残りをかけたデスゲーム」という設定。関西電気保安協会のマスコットキャラクターの「ホアンくん」がゲームマスターを務める「デスゲーム」が描かれる。関西人しかいない特殊な環境で、生き残りをかけた試練に挑む主人公(タカシ)の物語を通じて、電気保安について学ぶ内容となっている。

インターネットとの親和性が高い若年層にWeb動画を見てもらう事で、電気保安への知識を身に着けてもらうほか、保安協会に興味・関心をもってもらいたい考えだ。

3月17日~22日には読売新聞(大阪本社版)で、新聞広告企画「関西昔ばなし」も掲載する。「鶴の恩返し」や「浦島太郎」などの物語に、関西電気保安協会の職員が登場し、昔ばなしの世界観の中で電気保安に関するメッセージを伝える。

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