日本ハムのチルド中華惣菜ブランド「中華名菜」は2月27日、リニューアルに伴いオリジナルキャラクター“中名 華菜”を軸としたプロモーションを開始。本企画のストーリーは、“中名 華菜”が「中華名菜」愛の強さから日本ハムの宣伝部門を乗っ取り、プレスリリースとX公式アカウントの運用を行うというものだ。また、お笑い芸人・シソンヌが登場するテレビCMも放映をスタートしている。
あたし、中名 華菜(なかな かな)。よく中華名菜と間違われるの。
今日からリニューアルした中華名菜の特命広報に就任したわ!
まずは商品の魅力がたっぷり伝わるようにプレスリリースを全部書き換えたのー!! pic.twitter.com/6Whp4ddbMF— 中名 華菜【中華名菜®特命広報】 (@chukameisai) 2025年2月27日
中名 華菜が「中華名菜」の特命広報に就任した際の投稿。既存のプレスリリースを中名 華菜が独自の視点で書き換えた“乗っ取りリリース”を画像として公開した。
日本ハム マーケティング部の岡村香里氏によると、「中華名菜」はロングセラーブランドだがブランド認知度が低く、さらに近年の物価高騰の影響による価格改定で売上が低迷傾向にあったと話す。
「価格の以外の部分でも、購入してくださっているお客さまからは、うずらの卵やお肉といった量やソースの味といった部分でご指摘をいただいていました。そこで、ブランド存続をかけて実施したのが、今回のリニューアルです。10品のリニューアルと濃厚さを追求した『GOLD』シリーズの登場を大きく伝え、既存ユーザーだけでなく、新規ユーザーにもアプローチしたいと考えていました」(岡村氏)。
テレビCMは、シソンヌ・じろうが中名 華菜役を演じ、店員役のシソンヌ・長谷川に話す隙を与えないほどの熱量で「中華名菜」への愛を語り尽くすという展開でストーリーを進めている。中名 華菜が男性客に「中華名菜の酢豚をつくるのに必要なのは玉ねぎ!?愛!?」とクイズを出題し、野菜を一つ加えるだけで中華総菜が完成するという同製品の便利さも訴求している。
「中華名菜 酢豚『愛or玉ねぎ』篇30秒」。
今回のリニューアルにあたって、なぜ新キャラクター“中名 華菜”を登場させたのか。