多部未華子が出演する新CMも公開
アフラック生命保険は3月13~14日、がん治療の副作用の一つである味覚変化を体験できるレストランを期間限定でオープンする。自身もがん治療を経験したシェフが手掛けた特別なメニューを提供。料理は専門家の監修のもと、味覚障害の患者が実際に感じている通常とは異なる味を忠実に再現している。この施策は3月17日に発売するがん保険「ミライト」の誕生を記念したもので、がん治療に関する理解促進と同保険の訴求を目的としている。
(左から)松宮氏、落合シェフ、加藤氏
「味の変わるレストラン」はDRAWING HOUSE OF HIBIYA(東京・千代田)でオープン。同社ががん保険に関する体験イベントを実施するのは初の試みで、事前にSNSで募集して集めた15組30人が参加する。参加費は無料。
料理を手掛けるのは、イタリアンレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」(東京・銀座)のオーナーシェフ、落合務氏。過去に悪性リンパ腫を患い、2度のがん治療を経験。昨年11月に退院したばかりであり、今回のイベントが復帰後初の仕事となった。
抗がん剤治療の副作用の一つに「味覚障害」がある。これまでの料理の味が苦くなったり、甘くなったり、あるいは味がしなくなったりと、未知の味へと変化する。落合シェフも抗がん剤治療による味覚の変化を経験しており、塩味を感じにくくなったことで、作った料理が「しょっぱすぎる」と家族に指摘されたという。
今回のレストランでは、「味の変わる生ハム」「味の変わるパスタ」など、全4品の「がん啓発メニュー」を提供する。