テスト販売1カ月で完売 ヘビー層を狙う新ブランド「アサヒ ザ・ビタリスト」

同社は、現在の市場にないコンセプトの商品として本商品に高い期待を寄せている。「定番価格帯のビールとして、これまでにない味わいで新市場を創出していく」との考え。ターゲットはビール類の飲用者や「大人のかっこよさを求める人」としており、商品名「BITTER-IST(ビタリスト)」には「苦みを愛する大人」という思いが込められているという。

同社によると、ヘビー・ミドルユーザーのうち45%が7銘柄以上のビールを買い回っているという。「ブランドを大きく成長させるためには、ビールユーザーが選ぶ多銘柄の一つに入ることが不可欠である」とし、「スーパードライ」や「マルエフ」とは異なる味わいやブランドの世界観を打ち出し、既存ブランドとの差別化を図るとともに、相乗効果を生み出す考えだ。

同ブランドは、爽やかな香りと苦みが特長のホップ「タラス」と「ヘルスブルッカー」を一部使用している。「スーパードライ」にも使用されているキレを生み出す「318号酵母」も採用。缶体パッケージは黒をベースとし、黄金の「Asahi」ロゴを270度にわたって配置している。

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