発売1カ月半で1000万本突破 「独自の期待感」を醸成したサッポロサワー「氷彩」

「サッポロサワー 氷彩1984」

「サッポロサワー
氷彩1984」

発売日にはSNS上で「お店の味が自宅でいつでも飲めるようになって嬉しい」といった声が寄せられた。「X」のトレンドには、プロモーションと連動してハッシュタグ「#氷彩サワー解禁」がランクインした。

これまで飲食店で提供されてきた一方で、一般的な認知度は低い。認知獲得とトライアル獲得が最優先の課題とし、SNSや交通広告のほか、鈴木京香が出演するテレビCMなどを展開した。CMでは、昭和の酒場に当時の若かりし女性客を演じる鈴木京香が来店し、やがて現代の鈴木京香へと舞台が移り変わることで、氷彩の歴史を描いた。

味わいだけではない「独自の期待感」を醸成したことが1000万本達成の大きな要因であると見ている。食中酒へのニーズが高まるRTD市場においては、「自分にとっての新たな定番ブランド」を求める層も多く、プレーンサワーの楽しみ方の幅広さが、多様な顧客ニーズに合致したと語っている。

4月15日から、ブランド初の限定品「サッポロサワー 氷彩1984 晴れやかライム仕立て」を全国で数量限定発売する。今後もプレーンサワーの幅広い楽しみ方を提供するため、様々な限定品の展開を検討している。

ブランドマネージャーの森田隆文氏は「認知・飲用経験は低いものの、さらに大きく成長できるポテンシャルがある」と話す。ブランド価値を強化する限定品の展開に加え、飲食店での取り扱い拡大やアレンジ提案の推進を考えている。

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