Z世代向けの企画・マーケティングを行う僕と私と株式会社は、全国のX・Y・Z世代を対象に、旅行に関する調査を実施した。全国のZ世代(15~28歳)1500人・Y世代(29~43歳)900人・X世代(44~59歳)600人の計3000人へインターネットを利用して調査した。
まず、「旅行に行きたいと思うか」という質問に対して、X世代が最も多く66.7%という回答に。年代が高いほど旅行に対する意向度が高いものの、もっとも少ないZ世代でも60.1%と、6割以上が前向きな回答だった。
Z世代はGoogleマップとInstagramで行きたい場所を保存
旅行に対して意向度が高い500人に、旅行先やプランを決める際にもっとも参考にした情報源について聞いたところ、Z・Y世代は「SNSの一般ユーザーの投稿」が一番多く、24.0%(Z世代)・25.9%(Y世代)という結果に。一方で、X世代は「旅行サイト・まとめ記事」が一番多く32.0%だった。旅行雑誌も18.0%と続き、SNSは5%にとどまった。
また旅行先で行きたい場所の管理についても聞いた。下の世代ほどツールを活用して管理を行う一方で、上の世代に行くにつれて管理を行わず、その場の流れで決めていることがうかがえる結果となった。特にX世代においては、過半数を大きく超える64.0%が「管理をしない」と答えた。一方、Z世代は65.6%が何かしらの方法で行きたい場所を管理しているとの回答。その方法としては複数選択可でGoogleマップ(43.4%)とInstagramの保存機能(37.2%)が上位を占めた。