武蔵野美術大学が5月2日からコンセプトアートの展示会を開催 キャリアセンター主催

武蔵野美術大学は5月2日から、学生が制作したデジタルペイントによるコンセプトアートの作品展を、同大学鷹の台キャンパス(東京・小平)で開催する。キャリアセンター主催のコンクールで選ばれた23作品を展示する。

コンクールは学生の進路選択のきっかけづくりとして、在学生を対象に実施したもので絵画、デザイン、建築、映像など様々な専攻の学生が参加した。

コンセプトアートとは、ゲームや映画、アニメーションなどにおける架空の世界観や雰囲気を絵によって視覚化したもの。近年、美術大学では専攻を問わず多くの学生がゲーム業界を志望し就職している。その一方で、絵を描くことや世界観をつくることが好きでも、それが職業につながることに気づいておらず、就職活動の時期に初めて仕事として活かせる方法があることを知る学生もいる。キャリアセンターはこうしたコンクールの開催を通じて、美術大学での日々の制作活動が社会にどう生かせるかを学生が考えるきっかけにしたいという。

油絵学科グラフィックアーツ専攻3年 シュウケンサンさんの作品

左から順に視覚伝達デザイン学科4年 守屋晴仁さんの作品、油絵学科油絵専攻3年 冬木りりえさんの作品、油絵学科グラフィックアーツ専攻2年 渡部マリアさんの作品

作品展は5月2日から13日まで毎日開催。11時から19時まで(入場は18時30分まで)。会場は武蔵野美術大学鷹の台キャンパス12号館B1F。入場無料。

また5月11日には中高校生を対象とした進学トークイベント「ゲーム×ムサビ×ビジネス -美大卒でゲーム業界に就職- 」が開かれる。

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