松屋銀座、開店100周年 次の100年に向けて次世代客を開拓

周年記念イベントや特別商品を展開

松屋銀座は5月1日に開店100周年を迎えた。4月29日から5月13日まで「アニバーサリーウィーク」として、さまざまな企画やイベントを展開。100周年を記念して製作した特別商品の販売も行う。近年はコロナ禍による一時休業など困難な時期もあったが、現在はインバウンド需要などを追い風に過去最高の業績を記録。今後は次の100年に向け、次世代の顧客へのアプローチを強化していく方針だ。

写真 5月1日に開店100周年を迎えた松屋銀座

5月1日に開店100周年を迎えた松屋銀座

アニバーサリーウィークでは、松屋銀座の正面玄関を入ってすぐのスペースに、ポップアップショップ「MATSUYA GINZA Souvenir Store」を設置。同社の社章「松鶴マーク」や、銀座店開店当時のロゴを復刻したデザインのオリジナルグッズなどを販売する。

「松屋銀座をもっと知ろう!温故知新ガイドツアー」も開催。開催日は5月1日、3~6日、10日、11日で、東京ファッション専門学校の田代健校長がガイドを務める。ツアーでは見どころのスポットや普段は立ち入れない店舗の裏側を解説付きで巡る。参加費は無料。

「100個のありがとうプレゼント」企画も実施。期間中は松屋の公式LINEに登録し、4月29日に配信されたクーポン画面を提示した先着100人に、日替わりでプレゼントが提供される。実施期間は5月1日~6日。

そのほか、銀座のビル屋上の養蜂場で採れる「銀座はちみつ」の製造過程を紹介するツアーや、松屋のなかでもっとも支持されている商品をWeb投票で決める「みんなの!松屋銀座 大賞」などの企画も実施。正面ウインドウおよび地下ウインドウでは、「縁起をくぐる」をテーマに、松鶴マークの暖簾が掲げられる。

アニバーサリーウィークは5月13日までだが、100周年は2026年2月28日までとしており、記念イベントや100周年特別バージョンの恒例行事などを展開していく。

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