実証実験を経てアプリの配信開始 「WEAR GO LAND」はなぜIS:SUEを起用した?

丸紅が展開するファッションメタバース「WEAR GO LAND」は5月2日、アンバサダーにガールズグループ・IS:SUEを起用したと発表した。5日から渋谷駅にはビッグビジュアルを掲出。IS:SUEの新曲『SHINING』のタイアップも決定し、「WEAR GO LAND」は5月16日にプレオープンする。

イメージ IS:SUEはオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から生まれたガールズグループ。

IS:SUEはオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から生まれたガールズグループ。グループ名には「常に注目や話題性(ISSUE)を持って人々を魅了する、魅力的で”異種”な存在」という意味が込められている。

「WEAR GO LAND」は、丸紅が2024年4月6日~22日、実証実験として期間限定でオープンしたファッションメタバース。同期間中は「X-girl」、「9090」、「louren」の3ブランドが出店し、女性ファッションメディアとコラボレーションしたバーチャルファッションショーやリアルタイムで交流可能なイベントも実施した。

その結果、同社が設定していた評価指標をいずれも達成することができ、消費者・ユーザーからのサービス需要性が一定確認できたことから今回、アプリでのサービス提供に踏み切ったという。

16日から配信されるアプリでは、有名ブランドのバーチャルショップが登場しアバターをブランドのコーディネートに着せ替えたり、実際にアイテムを購入したりすることも可能。スタイリストにコーディネートの相談ができるサービスやファッションコンテストの実施も予定している。
※サービスやアイテムは、リリース後順次追加・解放予定。

今回のキャンペーンについて、丸紅 ライフスタイル戦略企画部 企画課の今村星斗氏は「アプリ配信開始のタイミングで盛り上がりをつくることを狙い、情報解禁前のティザー発信を皮切りに段階的に複数の施策を打っていくことを意識しています」と話す。

2日のアンバサダー発表前に、「WEAR GO LAND」の公式Xアカウントで、メンバーの顔を隠したティザービジュアルを公開し、IS:SUEファンの間では発表前から話題となっていた。

今回、IS:SUEをアンバサダーに起用したことに伴い、5月5日から11日まで渋谷にOOH広告を掲出。7日にはピールオフ形式で、521枚のコラボステッカーも配布した。

イメージ 渋谷に掲出したOOH広告。

渋谷に掲出したOOH広告。

イメージ 配布が当日中に終了したステッカー。

配布が当日中に終了したステッカー。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ