ゼブラ、ネスレ、楽天など「生きもの」関連16社で環境保全プロジェクト開始

実データ グラフィック SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE

5月1日、複数企業が連携して生きものや自然環境の保全に取り組むプロジェクト「SAVE OUR SYMBOLS CHALLENGE」が立ち上がった。

参画しているのは、ゼブラ、シャークニンジャ、楽天グループ、ネスレ日本などの社名やロゴ、キャラクターに「生きもの」を掲げる企業や、活動に賛同する企業計16社。

参画企業一覧:ゼブラ、サラヤ、楽天グループ、シャークニンジャ、ネスレ日本、マース ジャパン リミテッド、アイロボットジャパン、日本ヒルズ・コルゲート、小米技術日本、サントリー、ユーザベース、ほか5社(非公開)

主な活動として、全国の小中学校への「探究学習プログラム」の提供(ゼブラとサラヤが参画)や、寄付連動型のショッピングキャンペーン(それ以外の企業が参画)を行う。

「探究学習プログラム」では、1993年から約15年放映された動物バラエティ番組『どうぶつ奇想天外!』(TBS系列)の協力を得て、過去の映像素材などを活用した学習プログラムを提供。さらに動物園や水族館と連携し、フィールドワークも行う。

写真 学習プログラムの試験運用の際の様子
写真 学習プログラムの試験運用の際の様子

学習プログラムの試験運用の際の様子。

寄付連動型のショッピングキャンペーンでは、楽天市場上で、プロジェクトの協賛企業の対象商品購入時に消費者に値引きクーポンを進呈すると共に、環境や生態系保全の活動を行う団体・組織へ購入金額の1%を寄付プラットフォーム「OSUSO」を通じて寄付を行う。寄付先は、動物園・水族館、研究機関、世界の保全団体、日本の保全団体など。

本プロジェクトを企画した電通の「DENTSU生態系LAB」に所属する木下さとみさんは、企画の背景について次のように話す。「普段の生活の中で『生物多様性』や『環境問題』を自分ごと化するのはまだまだ難しく、環境保全などの活動への参加もハードルが高いといった課題があります。こうした課題をもっと身近に感じられ、誰もが気軽に参加できる仕組みをつくれないかと考えていたときに、身の回りには生きものをシンボルに掲げた商品やサービスで溢れていることに気が付きました」。

そうした企業を中心に、企業活動をある意味で支えている生きものたちを守る活動を行うことで、社会的なインパクトを高められないかと考えた。

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このほかに、Webメディアと連携してコンテンツの配信も行う。
探究学習プログラムは9月以降に全国の小中学校の総合学習等の授業に提供するほか、今後は旅行代理店と連携し、ツアーとして全国の小中学校への販売も予定している。

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スタッフリスト

企画制作 電通
CD+C+企画 木下さとみ
AD 千葉菜々子、糸乘健太郎
D 五十嵐淳子
企画+Pr+メディアPr 川畑茉衣
企画+PRプランナー 長谷川まどか
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PM 南部達彦、大森康弘
メディアPr 辻本弘明、小池利幸
デジタルデザイン 林麻衣子、宮本司、寺嶋梨紗
寄付先コーディネーション 中山直幸
PRプランナー 中川尚之

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