偽情報・フェイク動画、誹謗中傷などへの対策を呼びかけ
総務省は、インターネットやSNS上のICTリテラシー向上を目的とした官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」の一環として、新テレビCM「DIGITAL POSITIVE ACTION はじめよう」篇を2025年5月14日より全国で放映している。老若男女40人が集う“デジタル空間”を背景に、女優の影山優佳がネットリスクへの注意を呼びかけている。
CMはCGで構築された抽象的なデジタル空間の中に、ランドセルを背負った子ども、大学生、会社員、高齢者などが登場し、ネット上で誰もが関係者となり得る現代の情報環境を象徴。影山はその中心に立ち、「ネットの中にいつの間にか紛れ込む“偽情報”“フェイク動画”“詐欺広告”“誹謗中傷”……」と語りかける。官民の垣根を越えて、利用者全体で「安心できる情報社会を築いていこう」と啓発する構成となっている。
DIGITAL POSITIVE ACTION はじめよう篇(30秒)
CMは、30秒版のほか、15秒、60秒の3種類が展開されている。
「DIGITAL POSITIVE ACTION」は、インターネットやSNSの利用におけるICTリテラシー向上を目指して総務省が立ち上げた意識啓発プロジェクト。趣旨に賛同するプラットフォーム事業者、通信事業者、IT関連企業、各種団体が参画し、「世代に応じた普及啓発」「サービス設計上の工夫」「信頼性の高い情報提供」などを軸に、多角的なアプローチを推進している。
