また、同社マーケティングコミュニケーション部の小山拓巳氏は、「すべての子どもが親に感謝を伝える象徴として、大谷選手は最適だと考えました」と、起用の背景を説明する。
「今や世界を舞台に活躍する大谷選手ですが、幼少期はご両親の支えがあって野球に打ち込むことができた。今も遠く離れた場所から、ご両親へ感謝の気持ちを抱いてプレーしているはず」とし、岩手県内に限定して展開した理由についても「彼が幼少期を過ごした土地だから」としている。
💐・・❤️・・💐・・❤️
今日5月11日は #母の日
❤️・・💐・・❤️・・💐「お母さん、ありがとう。」
皆さんも大切な方に
日頃の感謝を伝えてみては
いかがでしょうか😊👇いわて花巻空港や花巻駅などにも掲載中👇
見かけた方いますか👀❓ pic.twitter.com/QftlWtCsAK— JAPAN AIRLINES【JAL】
(@JAL_Official_jp) 2025年5月11日
日本航空は11日、公式Xにも広告の写真を掲載した
同社は2024年にも、母の日限定で大谷選手を起用した広告を展開。花巻駅といわて花巻空港の2か所に掲出されたのは、2枚1組で構成された広告だった。1枚目には、ユニフォーム姿の大谷選手と「今日、野球ができることを 母に感謝します」というコピーが赤字で重ねられ、もう1枚には「たとえ、僕がカーネーションを抱え、空を飛んで会いに行っても、母は喜ばない……」と思いを綴った長文コピーが掲載されていた。
2024年版と比較すると、2025年版は語りをあえて抑え、象徴的なビジュアルと短い言葉で構成されている。視覚とメッセージの主従を入れ替えた設計は、説明するのではなく、見る人それぞれの記憶や感情に委ねるアプローチへと進化している。

スタッフリスト
企画制作
読売広告社+ライトパブリシティ
CD
真下淳
企画
小山拓巳
C
宮寺信之
AD
斉藤正明
Pr | 熊倉久里子、木下智恵 |
撮影 | 北岡光 |
レタッチ | 久保田玲 |
CAS | 一宮晶彦 |
AE | 小林淳貴 |