プレスリリース作成に特化したAIサービス メタリアルが提供開始

自動翻訳サービスなどを手がけるメタリアルは5月15日、メディアに掲載されやすいプレスリリースを自動生成・自動採点する新サービス「広報AI」の予約を受付開始したと発表した。

記者会見に出席した(右から)令和トラベルの大木優紀氏、メタリアルの山家千晶氏、medibaの初鹿野さとみ氏。

プレスリリースは多くの広報担当者が時間と労力をかけているにもかかわらず、思うようにメディアに取り上げてもらえないという課題がある。そのような現場の悩みを解決するべく、“メディアに興味をもってもらえるようなプレスリリースを作成”するAIの開発を行った。

メディア向けの取材傾向データや100人以上の広報担当者へのアンケートをもとに、独自のメディア掲載判定ロジックを用いた採点機能を搭載。「話題性」「消費者視点」「データと実績の裏付け」「導入部分の魅力」「市場インパクト」「独自性」という6つの観点から60点満点でリリースを採点し、掲載可能性を判定する。30点以上がメディアに掲載されやすい合格点で、試作段階での平均点は20点台後半だという。

概要を入力するだけでもタイトルも含めたすべての文章を生成する。生成の際は「企業の広報担当」「フリーランスのライター」など、あらかじめ設定された複数人のペルソナが対話して、客観性の高いメディア訴求力のある文章を生み出す。また、ファクトチェック箇所の洗い出しなどもカバーするという。

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