5月19日、「α世代ラボ」がα世代(小学校1年生~中学校3年生)とその親600名を対象に実施した「購買・消費傾向調査」の結果を発表した。
同調査ではα世代を「リーダー型:リーダーシップをもって自分から発言や発信をしたり、新しい挑戦をしたいタイプ」と「フォロー型:自分から発言や発信をするよりも周りをサポートし、安定した環境にいたいタイプ」の2つに分類。α世代の特性として、従来の「親世代の影響が強い消費行動」から変化し、「『リーダー型』を起点に情報が流通し、購買意欲が高まる」構造が成立していると分析した。
タイプの自認について聞くと、「リーダー型」は29%、「フォロー型」は71%という結果になった。
調査の結果、自由に使えるお金やデバイスを持つ「リーダー型」が、情報のハブとして機能していることが明らかになった。特に、同世代のインフルエンサーが発信したトレンドをいち早くキャッチし、自ら情報を発信することで、「フォロー型」へと波及する流れを生んでいる。
そして「フォロー型」は、「リーダー型」の投稿や同世代インフルエンサーの発信を参考にしながら、流行をキャッチアップ。受動的にトレンドを追うが、一定の信頼を置いた「リーダー型」の情報を優先的に取り入れる傾向がある。
