大カプコン展シークレットツアーを京都橘大学が開催

京都橘大学(京都・山科)は、3月20日から6月22日まで開催中の「大カプコン展」を貸し切ったシークレットツアーを6月15日に開催する。また同時にカプコンのプロデューサー牧野泰之氏を迎えた、「次世代の創造性を解き放つ、“ゲームクリエイション”の舞台裏。ゲームが創る未来社会」をテーマにした特別講演会も実施する。場所は、「大カプコン展」会場の大阪中之島美術館とコングレスクエア大阪。対象は、中学生・高校生、保護者、教育関係者。特設サイトでの事前申込制(6月1日締切)。参加無料。

カプコンのプロデューサー・牧野泰之氏は、空間デザイナー、広告プランナーなどを経て、カプコンに所属。『大逆転裁判1&2』や『ストリートファイター』シリーズなどを担当。カプコン40周年記念Webサイト「カプコンタウン」やオリジナルブランドの「カプコンクリエイターズレーベル」など、ゲーム制作以外のさまざまなプロジェクトもプロデュース。大カプコン展のプロデュース・企画・ディレクションのすべてを担当している。

講演会は、牧野氏のほかに京都橘大学工学部長・松原仁氏、工学部情報工学科教授・吉田俊介氏を交えて若い世代の創作意欲を掻き立てるようなディスカッションを行う。ファシリテーターは、元AKB48でタレントの石田晴香が務め、中高生の視点から登壇者へ疑問を投げかけていく。

グラフィック、音楽、シナリオ、情報処理技術やAI・テクノロジーなど、多彩な分野のプロフェッショナルが集結するゲーム制作に焦点をあて、「遊びとしてのゲーム」が、学問や文化の観点からはどのように構築されているのか、中高生を対象に語りかける。同イベントを通じて、次世代に「デジタル技術やAIを学ぶ面白さ」と「創る喜び」を実感してもらう場を提供する。

京都橘大学は、デジタルメディアやロボティクスといった理系・文系の枠を越えた複合的な学びを提供する文理横断教育が、これからの社会変革の鍵であると考え、2026年4月にデジタルメディア学部および工学部にロボティクス学科を新設する予定。このイベントは、その一環で開催される。

実データ グラフィック 大カプコン展

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