「PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU」
1980年にアーケードゲームとして誕生した「パックマン」は、2025年5月22日に45周年を迎える。幅広い層に認知されている一方で、1980~90年代に実際にゲームを楽しんだ40~50代に比べ、Z世代やミレニアル世代へのリーチが課題とされていた。
昨年12月6日から25日には、45周年施策のスタートダッシュとして「ハラカド」でポップアップイベントを開催。インバウンド客も含めて大きな反響を呼んだ。
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バンダイナムコは、IPの価値を最大化する「IP軸戦略」を推進している。「パックマン」では、原点であるゲームを起点とし、リアルイベントなどを通じてブランド力の向上を図る。45周年のテーマ「MAKE IMPACT!」には、ゲームにとどまらず、ファッション、音楽、スポーツなど多様な分野で「これからも革新的で楽しい印象を世の中に与えていきたい」という想いが込められている。
売上規模も順調に拡大しており、2019年度から2021年度までは約55億円規模だったが、2022年度から2024年度には約90億円に伸長した。今後は、50周年を迎える2030年度に向け、さらなる成長を目指す考えだ。

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