居酒屋で生まれた定番メニューを家庭用として訴求
三菱食品は、ミツカンとのコラボ商品「ぽん酢サワー」を5月20日に先行発売した。同社が展開している「コラボチューハイ」の一環で、居酒屋における若年層の人気メニューを家庭用の350ml缶として開発。当初の受注目標は1万ケースだが、すでに1万5000ケース以上の受注があるなど大きな反響を得ている。
レトロな雰囲気のパッケージも特徴の「ぽん酢サワー」
全国の一部コンビニで販売。今後は各地域のスーパーマーケット、ドラッグストアをはじめ、小売業や外食企業、生協業態での展開を予定している。
居酒屋メニューとして若者の注目を集める「ぽん酢サワー」は、東京の串かつ店「串かつ名代」の店長が「味ぽん」を発注した際、誤って「ぽん酢」が届いたことをきっかけに、アルコールドリンクの割材として使用したのが起源とされている。SNS上では「新しいけれどレトロな雰囲気のドリンク」として話題を呼んでおり、三菱食品がミツカンにコラボを提案したことから企画が始まった。
パッケージデザインは、ぽん酢サワーのトレードマークである「ぽ」の文字を前面に配し、レトロな雰囲気を演出することで、SNS映えする仕上がりを目指した。