カルビーは5月22日、ゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」向けバーチャル空間にゲームコンテンツ『じゃがりこ かくれんぼ!キリンたちを探せ!』を公開した。Roblox内のアバターが衣服やアクセサリーとして身に着けられる「じゃがりこ」アイテムも併せて販売する。Robloxスタジオのmoze、博報堂グループのweb3事業プロデュース企業の博報堂キースリーが共同開発した。
Robloxは、Z世代やα世代から高い支持を受ける世界的に人気なメタバースゲーミングプラットフォーム。企業やブランドがバーチャル空間内で、若者たちとのつながりを持つことができると注目が集まっている。
同ゲームをリリースした背景は、カルビーの推進するIP戦略からだ。食べるシーン以外でも顧客接点を創出することを目指し、2023年からさまざまなデザインや象徴的なキャラクターのIPを活用し、グッズや雑貨、ゲームアイテム、NFTなどを手掛けてきた。今回、新たな接点として「Roblox」向けバーチャル空間を設けた。
プロジェクトを率いるカルビーのCalbee Future Labo ディレクター松本知之氏は「誰もがゲーム体験を創り出し、共有できる次世代のオンラインゲームプラットフォームRoblox上に自由に動き回ることのできる『じゃがりこ』のキャラクターたちが誕生しました。食べるだけではない、新しい魅力の発見を卓越なる技術力と想像力によって実現した」とコメントした。
