マガジンハウスは5月25日に、雑誌『BRUTUS（ブルータス）』のコンテンツをデジタル化した新サービス「mapzine」を立ち上げた。これまでBRUTUS編集部が実際に取材したスポットが地図データと合わせて掲載される。テクノロジーカンパニーのwhitemap（東京・渋谷）が共同提供。同社が独自開発したマップ連動型メディアエンジンを利用している。
地図アプリならではの機能として、スポット名や内容、地名、最寄り駅での検索のほか、毎月新刊号が出ると紹介されたスポット情報と取材記事が自動で追加される。過去の特集記事もバックナンバーとして反映されている。例えば「おいしいコーヒーのガイドブック」などブルータスならではの特集も検索でき、コーヒーショップやロースターなどをマップ上で探すことができる。
月額350円（Web／アプリの登録方法によって価格変動）のサブスクリプションとして、読者との新たな接点を設ける。出版社の目利きによるコンテンツと地図情報をわかりやすいUI/UXで提供し、ユーザーを増やしていく考え。
