毎日新聞とオトバンク業務提携 ビジネスパーソンに『音で学べる』コンテンツ届ける

オトバンクは6月2日、毎日新聞社との業務提携を発表。ポッドキャスト番組の制作・配信を行っていく。制作を手掛けるのは、オトバンクの企画制作チーム「スタジオ オトバンク」。ポッドキャストでは、紙面やデジタル記事では伝えきれない現場の空気感や、記者が取材を通じて感じたことを「声」で届けることを目指す。

毎日新聞は音声メディアでの配信を続ける中で、新聞読者層と音声コンテンツとの親和性の高さを実感していた。そこで、より本格的に音声領域に注力するため、コンテンツ制作から配信まで一貫して対応できるオトバンクと提携するに至った。

オトバンク 代表取締役 社長 久保田裕也氏は「オトバンクは、忙しい日常の中で『耳のスキマ時間』を活用して情報収集を行うビジネスパーソンを主なユーザー層としている会社。そんな背景から、ビジネスパーソンに『音で学べる』コンテンツを届けたいという毎日新聞の思いに共感した」と話す。

5月27日から番組第1弾として、根強い人気を誇るフィギュアスケートに焦点を当てた『週刊フィギュアスケート』を配信。記者による現地取材を通じて、競技の裏側や選手たちの素顔をリアルに伝えていく。

続く第2弾は6月2日スタート。毎週月・水・金曜日に、毎日新聞の記者が注目記事の背景や舞台裏を語るニュース番組『毎日新聞ポッドキャスト -世の中の「いま」を記者が読み解く-』を配信する。「国際」「政治・経済」「社会全般」をテーマに、ニュースを「読む」だけでなく「聴く」コンテンツを制作し、情報との新たな出会い提供を目指す。

イメージ ポッドキャストでは、紙面やデジタル記事では伝えきれない現場の空気感や、記者が取材を通じて感じたことを「声」で届けることを目指す

イメージ ポッドキャストでは、紙面やデジタル記事では伝えきれない現場の空気感や、記者が取材を通じて感じたことを「声」で届けることを目指す

「今回の番組が軌道に乗れば、新たな展開についても検討したいと思っています。毎日新聞社にはフィギュアをはじめとする専門分野に強い記者が在籍しており、その取材力と継続的な情報蓄積が音声化にも活きていると感じていますね。テーマごとのシリーズ番組を展開していくことも十分にあり得ます。

また音声は、ながら聴きが可能なため日常で習慣化しやすく、長時間・高密度で思いやストーリーを届けられるメディアです。今後はこうした音声ならではの特性を活かし、メディアが配信するコンテンツを信頼している方々との、新たなコミュニケーション手段としての可能性をさらに探っていきたいと考えています」(久保田氏)。

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